イベント・研修会 (事業・活動)

9月1日(金)の防災の日、給食(昼食)は避難食をみんなで食べました。「避難食を食べよう会」では、利用者さんやスタッフの前でアルファ米(五目ごはん)を実際に作りました。いざという時に動揺せずに安心して食事ができるように、日々改善・改良しながら備蓄していきたいと思います。

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9月1日(金)の防災の日に合わせて、給食(昼食)は避難食を食べました。毎年、避難食の給食を9月(防災の日)・3月(3.11)と年2回実施し、「避難食を食べよう会」も今回で3回目となりました。

当日は、アルファ米(五目ごはん)を多目的室で実際に作り、多くの利用者さんやスタッフが避難食を目にする機会を設けました。アルファ米がどのような状態で箱に入っているのか、また水を加える前のアルファ米をさわってみたり、口に含んでみたりと皆さん興味津々の様子。実際にアルファ米を見る機会は少ないため、良い経験になったようでした。また昼食では、五目ごはん(アルファ米)・やきとり缶・ミルクプリンの実際の避難食を食べました。

「避難食を食べよう会・1回目」の時は、缶詰をどのように提供しようか…、皿を汚さないようにラップを巻いたらどうか…、など試行錯誤していましたが、今回はラップからビニール袋に変更して皿をおおうと、皿を汚すこともなく、中には袋でおにぎりを作ったりする方もおり、回を重ねるごとに避難食にも随分慣れ、工夫して食べられるようになりました。

実際に避難食を食べることによって、食べやすいメニューや形状、提供の仕方の工夫など、毎回多くのことに気付かされます。実際に避難食を食べる時が来たとしても、皆さんが動揺せずに安心して食事ができるように、日々改善・改良しながら備蓄していきたいと思います。  

 (管理栄養士 武田 麻衣子)

 

アルファ米の作り方の手順

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1箱5㎏のアルファ米を1箱開封し、五目ごはんの具をのせます。

 

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混ぜた後に、沸騰したお湯を9ℓ入れます。

 

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ビニールの口をしっかり閉じて15分蒸らします。

 

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15分たったら、また混ぜて出来上がりです。