イベント・研修会 (事業・活動)

台風8号の経験を踏まえ、災害に備えています。

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非常食を使った昼食                                        アルファ米

 

2014年7月4日に発生した台風8号は、「50年に一度の超大型台風が九州上陸」と連日報道され、

日本各地に大雨が降り大きな被害が発生しました。

この度の台風8号の被害により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 

台風8号について、当法人は幸いにも影響がなくほっとしました。

同時に、緊急の際、「命を守る」ための状況判断や最新情報の収集などがいかに重要かを痛感し、

今後の災害に備えて緊急対策の指針を得ることができました。

今回の台風対策として、当法人のそれぞれの責任者は、「出会いの場ポレポレ」「夢工房」、

そして、グループホームの「チェムチェム」「ニュンバ」に泊りこみ、いざと言う時に備えました。

スタッフも勤務先の近くに泊りこむなど、自分たちで考え行動しています。

また、一昨年から、台風や豪雨などに対し対策を積み重ねてきており、災害対策の手順とスケジュール、

連絡方法などのマニュアル化に努めています。

このように、予測される事態については、事前に準備や対策を講じていますが、

地震など不測の事態にいかに対応できるか。これが課題です。

常日頃から危機管理の意識をもち、行動する必要性を改めて感じています。

 

 今後は、利用者の皆さんの自宅周辺の水害状況など正確な情報を収集し、自宅の危険が予測される場合は、

前日から「出会いの場ポレポレ」やグループホームなどに避難していただくなど、

福祉避難所としても位置づけていきたいと思います。

 

災害時を想定し、非常食を準備しています。

アルファ米を使って非常食の昼食を用意しました

 

今回、台風8号接近に伴い、当日の昼食は、ガス、電気が使えなくなることを想定して、

カセットコンロや非常食を準備しました。

メニューは、お湯を入れるだけで50食分が15分でできるアルファ米とレトルト食品のハヤシライス、

お湯を入れるだけのスープ、缶詰フルーツでした。

非常時に食べられるものは、実際の場面では限られてきます。

そのために、日常の中で、非常食を準備したり、提供できるように訓練したり、

そして食べ慣れておくことが非常時の際に命を守ることにつながると思います。

 

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非常用保存食アルファ米。

アルミ袋の上を切って箱の外に折り返し、備品を取り出します。

 

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中袋の注水線までお湯、または水を入れます。

 

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しゃもじでかきまぜて、しっかり結びます。熱湯ならば15分間蒸らします。

 

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アルファ米のご飯。おいしかったです。

いざという時のため、ご家庭でも非常食を準備されてください。