お知らせ (安武そら豆)

安武そら豆復興作戦レポート㊼ 3月上旬、安武そら豆は大地に根を張り、サヤがすくすくと育っています。防寒対策とかん水の作業に取り組む日々、4月にはおいしいそら豆を皆さまの元へお届けしたいと思います。

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「出会いの場ポレポレ」の安武そら豆畑の広さは、およそ2反です。

3月上旬、ビニールトンネルの中をのぞくと、高いもので丈が90センチほどに育っていました。

枝のあちこちで、サヤも、しっかりと。元気な姿ですね。

4月からの収穫が楽しみです。

 

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担当の職員は、「定植後の10月以降は、特に降雨量が少なくて、幾度も水をやりましたが、やはり自然の雨水とは違うものですね」と話します。

そら豆は乾燥した環境を好むのですが、土の表面が乾燥したら、こうして適時畑にかん水をします。

 

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「今年は冷え込みが続いていますから、毎日、気温が気になりますね。昨年と違って、雪が少なかったのはほっとしています」

一時は、ビニールを二重にしての防寒対策も行いました。

 

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例年は2月中にビニールを撤去していますが、今年は3月中旬の予定です。 

4月にはおいしいそら豆を皆さまの元へお届けしたいと思います。

 

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234158「安武そら豆」について

安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。

 

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久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。

昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。

「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。

町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。

 

 安武そら豆の特徴は、大粒でつやつや、ホクホク。現在、市場に出荷する農家は数軒です。

そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。

以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月には、「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。

地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」も開催してきました。

今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。