お知らせ (安武そら豆)
安武そら豆復興作戦レポート⑦ 10月24日、地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」を開催しました。利用者の皆さんも参加。出会いの場ポレポレのそら豆畑に子ども達の声が響き、楽しい時間となりました。
10月24日(月)、JAくるめ安武地区カントリーエレベーター近くの畑にて、安武地域の園児・小学生を対象とした「安武そら豆」定植体験会を開催しました。
来春4月、子ども達が自分の手で収穫体験ができるように準備を進め、昨シーズンの作付面積は30アールでしたが、今シーズンは5アール増やしています。
午前は、天心幼稚園と安武保育園の皆さん、午後は、安武小学校3年生・4年生の皆さんが定植を行いました。
午後2時半から行われた安武小学校の皆さんの定植体験会についてご紹介します。
約110名の子ども達がやって来ました。
安武町の野間口さんに、安武そら豆のお話をしていただきました。
「どうしてそら豆という名前なのか、知っていますか?」
「空を向いて育つから」
「よく知っているね」
「昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。どこの人ね?と聞かれて、安武から来たと。ほんなら、これは安武そら豆たい、と喜ばれていました。町中の人は、5月頃になるとそら豆を売りに来るのを楽しみにしたと聞いています。それくらい、おいしかったのです。今、安武で育てている農家は少ないのですが、拓くさんが、こうして立派に育てておられます」
利用者の皆さんも定植をしました。
利用者の皆さんは子ども達を出迎え、見送りもしました。その後、職員・保護者の方と一緒に定植をしました。
「ここに土をかぶせよう」
「そう。少しでいいよ」
秋晴れの下、みんなで汗をかいて頑張りました。
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※2011年より当法人は、「安武そら豆」という「食」を通して「農業振興にお役に立ちたい」「安武町の町おこしをしたい」と考え、「安武そら豆復興作戦」を実施。
2016年4月には「第1回安武そら豆祭り」「安武そら豆子ども祭り」を開催しました。これからも、住民の皆さんと共に、自分達の町を誇れるよう力を合わせながら安武町の魅力を発信していきたいと考えています。