お知らせ (安武そら豆)

安武そら豆復興作戦レポート⑨ 12月16日・17日、出会いの場ポレポレの安武そら豆畑で、ビニールトンネル張り作業を行いました。安武町の皆さんに呼びかけて総勢18名。力を合わせてトンネルを35列張りました。春4月が楽しみです。

dsc01708

 

今期は、6年目となる安武そら豆。12月16日(金)・17日(土)、出会いの場ポレポレの安武そら豆畑で、ビニールトンネル張り作業を行いました。「寒さ対策」をして冬越しするためです。

今年は、「地域の皆さんに呼びかけて、一緒に作業をしたい」と考え、定植作業に続いて再び作業をお願いし、当日は総勢18名に集まっていただきました。

初めてビニール張りをする人たちがほとんどの中、作業を進めるうちに段々と慣れていき、手際良く、安武町の皆さんと職員が力を合わせて約70mのトンネルを35列張りました。

 

dsc01741dsc01691

 

また、昨年は雪によってそら豆に被害が出たことから、今年は、保温と霜よけのためにビニールの上にパオパオという不織布を二重に張りました。つまり、2倍の作業量がありましたが、皆さんのご協力をいただいたので2日間で終わり、無事に寒い冬に向けての対策を完了することができました。

作業の当日はとても天気が良く、みんなで作業をするのはとても気持ちが良かったです。

今後は、トンネル内の温度管理を行うため、日々、ビニールの開閉作業をしながら、春に向けての準備を進めていきたいと思います。皆さん、お疲れさまでした。

 

dsc01755  ビニール張り終了!

 

これまでの「安武そら豆復興作戦レポート」は こちらへ →

 

「安武そら豆」について

安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。

 

久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。

 昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。

 安武そら豆の特徴は、大粒でつやつや、ホクホク。

 現在、市場に出荷する農家は数軒です。

 そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月、まずは「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「第1回安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。10月には、地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」を開催しました。

 今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。

 

IMG_1695IMG_1692