お知らせ (コミュニティづくり)

安武野菜づくり仲よし会の野間口保之さんより、昨年12月に開催した「年末大売り出し(暮の市)」について、寄稿をいただきました。この催事で町の皆さんに生きがいと笑顔を生み出していただきました。皆さん、有難うございました。

DSC_8236DSC_8258

 

安武町の中心部に「元JAそら豆直売所」があります。平成28年度は、売上の減少からいろいろな問題が生じ、8月から休業していました。私としては、安武の農産物を直接地元の皆さんに利用していただくただ一つの場所なので、何とか開業出来ないかと思っていました。

そこで、今まで運営していた生産者の皆さんと話し合いをしました。しかし、生産者の高齢化や商品のバラエティーのなさ、販売及び経理事務をする人材がいない等々で継続出来ませんでした。それまでは毎年、年末になるとお祭りのような年末用品の大売出しをしていましたので、町の皆さんから「今年は、売り出しはせんとね?」との声をいただきましたが、やらないつもりでした。

ところが12月に入り、突然!安武の町づくりメンバーの若い二人の女性から「町の活性化の為に大売りをやりましょう」との申し出がありました。この提案にも渋る私でしたが、「何が問題かを抽出して出来ないところを町中の人に呼び掛けて協力者を募りましょう」と。

集まった協力者は、コミュニティーセンター・出会いの場ポレポレ・福寿会(安武町の老人会)・安武町の活性化協力隊、PTAを通して呼びかけた学生さん等でした。

話がまとまったのは12月中旬でしたが、皆さんはとても協力的で仕事の分担が次々と決まりました。

広報はコミュニティーセンターより自治会長会にお願いしました。

出会いの場ポレポレの皆さんには、経理、販売の仕事を受け持っていただきました。

会場は寒いので、「来場者に豚汁を無料でふるまおう」と福寿会・町の活性化協力隊が申し出てくださいました。

 

DSC_8266DSC_8263

 

さて、いよいよ12月29日、大売出し当日が来ました。

皆さん、昨日は準備で夜遅くまで頑張ったにもかかわらず、元気いっぱいで集合されました。そして、みんなで売出しの成功を祈りました。

お客さんは開店時間前から続々と来られ、30分もしないうちに2ヵ所のレジに長蛇の列が出来、レジ係の皆さんは慣れない仕事に大奮戦、くたくたでした。

買い物の後、お客さんは、温かいそして愛情のこもった美味しい豚汁をニコニコ顔で食し、満足して帰られました。

久し振りに町の中心地に大勢の人が集まり、活気を取り戻したこの催事は大成功でした。

 

DSC_8232

 

この催事によって、活性化した生産者の一軒の家族があります。

まさに、これが高齢者の生きがい作りになるのでは、と思い紹介します。

正月用品の中で、しめ縄・松竹梅・鏡餅飾り等はこの事に詳しい人でないと出来ません。

この催事が決まった時、しめ縄作りが一番心配でした。これを作る生産者宅へ電話したところ、息子さんから「父はデイケアに通っており出来るでしょうか?」と言われたので、2~3日して家を訪問したところ、80半ばのお父さんは「俺の出番が来た!」と張り切り、翌日からテキパキと仕事を始めてありました。

そして家族に指示して立派な商品と数量を揃えられ、当日は生き生きとして販売に来られました。

この催事で、町の皆さんに生きがいと笑顔を生み出した事に幸せを感じました。

発起人の二人の女性に感謝!!     (安武会 野間口 保之)

 

DSC_8250DSC_8230