社会福祉法人 拓く

2月2018

安武そら豆復興作戦⑳ 2月、安武そら豆は太い茎でシャキッと背を伸ばしていました。冬越しを終えて、グングン伸びる時。順調に育っています!

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2月27日、春を感じさせる青空の下、当法人の安武そら豆の畑を訪ねました。

保温と霜よけのために張っていたパオパオという不織布が外されています。安武そら豆は太い茎でシャキッと背を伸ばし、気持ち良さそうに顔を覗かせました。

 

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「気温が上がってきたので外しました。厳しい寒さのために昨年よりは少し成長が遅いですが、順調に育っています」と担当者。

平均して高さは、約75センチです。

今年の寒さが辛かったのは、そら豆も人間も同じ。それでも、しっかりと茎を太くして愛らしい花をたくさん蓄えています。

先に咲いていたそら豆の花は枯れ始め、自家受粉に成功した花には小さなサヤができています。

サヤが大きくなっていくには、豊富な日照と水分が必要となのです。

  

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「安武の大地で育つ安武そら豆。皆さんには、生のそら豆を味わってほしいですね。これからもしっかりと管理をしていきます」

安武そら豆の醍醐味は、生の味です。今後も追肥などの作業を重ねていきます。

収穫は4月中旬の予定です。

毎年、大勢の皆さんが、当法人のそら豆を楽しみにしておられます。

3月も成長が楽しみです。

 

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20963  安武そら豆の加工品もあります。

  「安武そら豆そうめん」「安武そら豆 豆板醤(とうばんじゃん)」「あげそら豆」

   こちらで紹介しています → 

20963「安武そら豆復興作戦レポート」は こちらへ →

 

20963「安武そら豆」について

 安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。

 

久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。

昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。

安武そら豆の特徴は、大粒でつやつや、ホクホク。

現在、市場に出荷する農家は数軒です。

そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。

以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月、まずは「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「第1回安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。10月には、地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」を開催しました。(2017年も開催)

今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。

 

 

2月1日発行の第316号「シャイニング」を発行しました。まごころ製品大規模販売会(福岡三越)への出店、安武そら豆成長報告、きずなの会による「打ち上げ、大盛り上がり!」報告を掲載しています。ぜひご覧ください。

シャイニング_No.316最終-001

 シャイニング2月1日号 No.316    詳しくは こちらへ →

 

当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。

それ以来発行を続け、今回の2月1日号で通巻316号になりました。

現在は、主に出会いの場ポレポレ、惣菜処ぽれぽれ、夢工房、グループホームを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。

発行は月1回を予定しています。

各事業所には掲示をさせていただいています。

お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。