社会福祉法人 拓く

12月2019

12月23日発行の第334号「シャイニング」を発行しました。「惣菜処ぽれぽれ 新しい施設外就労始めました」や「夢工房」「地域交流」の記事を掲載しています。ぜひご覧ください。

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シャイニング12月23日号 №334 詳細は こちらへ →

 

当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。

それ以来発行を続け、今回の12月23日号で通巻334号になりました。

現在は、主に出会いの場ポレポレ、惣菜処ぽれぽれ、夢工房、グループホームを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。

発行は月1回を予定しています。

ぜひご覧ください。

 

 

安武そら豆復興作戦㉝ 12月、安武そら豆はビニールトンネルの中で、早々と花を咲かせています。可愛いサヤも顔を出しています!厳しい寒さに耐えながら、冬越しの時期です。

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12月20日、青空の下、出会いの場ポレポレの畑を訪れると、安武そら豆はビニールトンネルの中で青々とした葉を広げ、すくすくと育っていました。

暖かいビニールトンネルの中、太い茎でシャキッと背を伸ばし、すでに愛らしい花をつけています。

「暖冬のためか、成長が早いですよ」と担当スタッフ。

「通常、25センチ間隔の高さでビニールひもを張っていますが、今年は、もう2段目の高さまで伸びています。葉や枝を整えながら、これからは追肥をしていきます」

 

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「ほら、サヤも!」と、スタッフはにっこり。愛おしそうに指で差しました。

よく見ると、確かに。可愛らしいですね。

これらのサヤが次第に大きくなって空を仰ぐように成長し、それから頭を垂れる頃に収穫されて、春の食卓へと。

毎年、大勢の皆さんが、当法人のそら豆を楽しみにしておられます。

おいしい旬の味覚をお客様にお届けできるように頑張ります。

 

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4月頃の安武そら豆です 

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10これまでの「安武そら豆復興作戦レポート」は こちらへ →

 

※2011年より当法人は、「安武そら豆」という「食」を通して「農業振興にお役に立ちたい」「安武町の町おこしをしたい」と考え、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。

 

10「安武そら豆」について

安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。

 

久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。

昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。

安武そら豆の特徴は、大粒でつやつや、ホクホク。

現在、市場に出荷する農家は数軒です。

そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。

以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月より、「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。

地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」も開催しています。

今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。