2月2020
2月20日発行の第336号「シャイニング」を発行しました。居宅介護支援センター「これからの僕らの実践」やきずなの会「みんなで作ろう きずなの会」「地域交流 トライアングルパワー」を掲載しています。ぜひご覧ください。
シャイニング2月20日号 №336 詳細は こちらへ →
当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。
それ以来発行を続け、今回の2月20日号で通巻336号になりました。
現在は、主に出会いの場ポレポレ、惣菜処ぽれぽれ、夢工房、グループホームを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。
発行は月1回を予定しています。
ぜひご覧ください。
安武そら豆復興作戦㉟ 2020年2月、安武そら豆は90センチの高さを超えました。ビニールトンネルも外して青空の下ですくすくと。斑点病の予防のために、薬剤を散布しました。
2月21日、当法人のそら豆畑を訪れると、ビニールトンネルはすでに外されていて、安武そら豆の株はぐんぐんと空に向かって生長していました。
先月より伸び育ち、90センチの高さを超えています。
気温が上がってくると、斑点病などの心配が出てきます。
この日も、担当の職員は、その予防のために、薬剤を散布していました。一列ごとに回って、丁寧に、丁寧に、一株ずつ掛けていきます。
斑点病は、葉などの表面に赤褐色の小斑点を生ずるもので、被害が広がる前に初期の防除を徹底することが大切なのです。
ご覧のように、豆も育ってきました。触ってみると、可愛い豆の膨らみがはっきり分かります。
「暖冬でしたが、急な冷え込みがありましたので、冷害も少し」と職員。
病気をせずに、大きくなれ!と願うばかりです。
これからが、豆の成長期。
日に日に空を向いて大きく膨らみながら育っていくそら豆の姿を、またご紹介します。
そして、3月下旬頃から、全国の安武そら豆ファンの皆様の元にお届けできたらと願っています。
「安武そら豆」について
安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。
久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。
昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。
「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。
町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。
安武そら豆の特徴は、大粒でつやつや、ホクホク。現在、市場に出荷する農家は数軒です。
そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。
以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月より、「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。
地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」も開催しています。
今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。
1月25日、26日に開催されたミュージカル「A COMMON BEAT」久留米公演の舞台に、当職員が出演しました。異文化理解をテーマとし、年齢、職業、性別、価値観など異なっていても、ひとつの目標に向かって一緒に歩むことの素晴らしさ。この体験を生かし、今後の取り組みに繋げてまいります。
「コモンビート」は、表現活動によって、自分らしく・たくましく生きる個人を増やし、多様な価値観を認めあえる社会の実現を目指すNPO法人です。このミュージカルは様々なキャストを市民から公募し、100人が100日間で異文化理解をテーマとしたミュージカル「A COMMON BEAT」を創り上げていくものです。
今回、当職員1名が応募しチャレンジしました。その経緯、思いなどをご報告をします。
※「NPO法人コモンビート」については、WEBサイトがありますので、ぜひ、ご覧ください。
「コモンビート」も新しいコミュ二ティづくり! 職員の小川真太朗君に乞うご期待
理事長 馬場 篤子
2017年度から、国のモデル事業で「誰もが支え合えるようなコミュ二ティづくり」を研究しています。
若い人たちが参画するような新しいコミュ二ティはないかと探していたら、2018年9月22日開催の「コモンビート久留米公演」に出会いました。公演を観て、「若者たちが参画する新しいコミュ二ティのカタチ」と感情が高ぶり、翌日の23日も何人か誘って、また見に行きました。
そして、NPO法人コモンビートの理事長にお願いして、北山ダムの自然の家で行われる101日目の振り返り合宿にも、調査と撮影に行きました。
そして1年半後の今回の久留米公演に、当法人の小川君が積極的に参加。チケットも100枚以上販売し、練習も本番もとても頑張っていました。小川君は、きっと当法人にたくさん学んだこと、体得したことをフィードバックしてくれるでしょう。乞うご期待です。
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可能性にチャレンジ出来る環境づくり、お互いの輝きが働きかけて好循環を生む環境づくりへ!
小川 真太朗
私自身「苦手なことにチャレンジして、自分を変えたい!」「100人(プロじゃない人たち)で創り上げ、100人が輝けるプロセスをみてみたい」と思い、このプログラムの参加を決意しました。振り返ると、100日間100人の出会いがあり、楽しい・もどかしい・緊張するなど様々な感情を体験しました。
100日間のプログラムを通していく中で、異なるバックグラウンドをもつ人たちが同じ目標に向かって、自然とお互いの個性やその人のもつ強みを認め合うことが出来たと感じています。そこでは、学校の先生・2児の母・食品会社社員・80歳のおばあちゃんなど100人の個性(輝き)に目を向けて、誰もが活躍できる場づくりと人づくりに繋がっていました。
それらの一人一人の思いも組み合わさり、一つのミュージカルが出来上がっている事を実感し、年齢、職業、性別、価値観など異なっていても、ひとつの目標に向かって一緒に歩む過程で、自然とお互いの個性を認め合うことが出来ること。100人いれば100通りの色があり誰一人欠けることのない100人の個性が響き合い、誰もが輝ける場がそこにはありました。
誰もが持っている個性に目を向けて発揮し、その可能性にチャレンジ出来る環境づくり。またお互いの輝きが働きかけて好循環を生む環境づくり。この体験を生かしてこれらを追及し、今後の取り組みに繋げていこうと思います。