社会福祉法人 拓く

2月2020

1月25日、26日に開催されたミュージカル「A COMMON BEAT」久留米公演の舞台に、当職員が出演しました。異文化理解をテーマとし、年齢、職業、性別、価値観など異なっていても、ひとつの目標に向かって一緒に歩むことの素晴らしさ。この体験を生かし、今後の取り組みに繋げてまいります。

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「コモンビート」は、表現活動によって、自分らしく・たくましく生きる個人を増やし、多様な価値観を認めあえる社会の実現を目指すNPO法人です。このミュージカルは様々なキャストを市民から公募し、100人が100日間で異文化理解をテーマとしたミュージカル「A COMMON BEAT」を創り上げていくものです。

今回、当職員1名が応募しチャレンジしました。その経緯、思いなどをご報告をします。

※「NPO法人コモンビート」については、WEBサイトがありますので、ぜひ、ご覧ください。

 

「コモンビート」も新しいコミュ二ティづくり! 職員の小川真太朗君に乞うご期待

 

 理事長  馬場 篤子

 

2017年度から、国のモデル事業で「誰もが支え合えるようなコミュ二ティづくり」を研究しています。

若い人たちが参画するような新しいコミュ二ティはないかと探していたら、2018年9月22日開催の「コモンビート久留米公演」に出会いました。公演を観て、「若者たちが参画する新しいコミュ二ティのカタチ」と感情が高ぶり、翌日の23日も何人か誘って、また見に行きました。

そして、NPO法人コモンビートの理事長にお願いして、北山ダムの自然の家で行われる101日目の振り返り合宿にも、調査と撮影に行きました。

そして1年半後の今回の久留米公演に、当法人の小川君が積極的に参加。チケットも100枚以上販売し、練習も本番もとても頑張っていました。小川君は、きっと当法人にたくさん学んだこと、体得したことをフィードバックしてくれるでしょう。乞うご期待です。

 

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可能性にチャレンジ出来る環境づくり、お互いの輝きが働きかけて好循環を生む環境づくりへ!

 

小川 真太朗

 

私自身「苦手なことにチャレンジして、自分を変えたい!」「100人(プロじゃない人たち)で創り上げ、100人が輝けるプロセスをみてみたい」と思い、このプログラムの参加を決意しました。振り返ると、100日間100人の出会いがあり、楽しい・もどかしい・緊張するなど様々な感情を体験しました。

 

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100日間のプログラムを通していく中で、異なるバックグラウンドをもつ人たちが同じ目標に向かって、自然とお互いの個性やその人のもつ強みを認め合うことが出来たと感じています。そこでは、学校の先生・2児の母・食品会社社員・80歳のおばあちゃんなど100人の個性(輝き)に目を向けて、誰もが活躍できる場づくりと人づくりに繋がっていました。

それらの一人一人の思いも組み合わさり、一つのミュージカルが出来上がっている事を実感し、年齢、職業、性別、価値観など異なっていても、ひとつの目標に向かって一緒に歩む過程で、自然とお互いの個性を認め合うことが出来ること。100人いれば100通りの色があり誰一人欠けることのない100人の個性が響き合い、誰もが輝ける場がそこにはありました。

誰もが持っている個性に目を向けて発揮し、その可能性にチャレンジ出来る環境づくり。またお互いの輝きが働きかけて好循環を生む環境づくり。この体験を生かしてこれらを追及し、今後の取り組みに繋げていこうと思います。

 

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