社会福祉法人 拓く

9月2020

9月25日発行の第344号「シャイニング」を発行しました。「東北や北海道から豪雨のお見舞いをいただきました」「施設外就労の取り組み」「台風の備え」について掲載しています。ぜひご覧ください。

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シャイニング 9月25日号 №344 詳細は こちらへ → ダウンロード

 

当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。

それ以来、発行を続け、今回の9月25日号で通巻344号になりました。

現在は、主に、出会いの場ポレポレ、惣菜処ぽれぽれ、夢工房、グループホームを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。

発行は月1回を予定しています。

ぜひご覧ください。

9月12日・13日、「喀痰吸引等研修第3号(第12回)」を開講しました。医療的ケアの必要な方の地域生活を支えられるよう、今後も研修を続けてまいります。次回は、来年2月を予定しています。

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2014年(平成26)から始まった喀痰吸引等研修第3号も、今回で12回目を迎えました。

今回を含めると研修修了者は107名、実地研修のみの修了者も66名となり、合計173名を医療的ケアのスタッフとして送り出したことになります。

医療的ケアの対象者は、児童から高齢者までで地域生活を送られている方々です。1名の対象者に対し、5~6名のスタッフを確保しなければなりませんので、各事業所は、開講毎にスタッフを受講させているという状況です。研修は、8.5時間の講義とシミュレーター演習および筆記試験、2日間をかけて研修します。

 

前回は、コロナの影響が出始めた3月に開催。コロナ禍の中での研修でしたが、スタッフは研修を受けなければ医療的ケアの必要な方々を支えることはできませんので、対策をしながら実施。受講者は試験も合格し、いざ現場実習となりましたが、対象者への実習がコロナの影響によりできない状況が続き、実習期間内に修了することはできませんでした。しかし、そこは、柔軟に対応させていただき、修了証を発行しました。

今後も対策をしながら、少人数で研修を行い、医療的ケアの必要な方の地域生活を支えられるよう、「喀痰吸引等研修第3号」を開講していきたいと思います。次回は、2月を予定しています。

 

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2020年9月、今年も台風の時期がやってきました。職員総出で対応。地震・大雨・新型コロナに加え、台風・停電・断水など必要な備えを、今一度見直し、取り組んでまいります。

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年々、自然災害が増す中で、台風も例外ではありません。

9月初旬、特別警報級(中心気圧930hpa以下、最大風速50m/s以上)の台風10号が接近、または上陸するおそれがあると発表されました。

6日夜から7日朝にかけて最接近が予想される前々日の金曜日、被害を最小限に抑える為に、できる準備を地域の先輩方に聞いたり、ネットで調べたり、必要な段ボールや養生テープの確保に走り回りましたが、すでに完売している店がほとんどで、手に入れる事が困難な状況でした。ストックしていた分と業者さんに依頼をして何とか間に合いましたが、常日頃から準備しておく事の重要性を感じました。

夕方、利用者さんが帰宅されてから、職員総出で窓ガラスに段ボールや養生テープを米印に貼り、飛散防止対策や断水を考慮して、あちらこちらに水を溜める作業を行いました。

また、停電にも備え、発電機の試運転や携帯等の充電、公用車のガソリンも満タンにするなど対応に追われました。

 

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翌土曜日は、各事業所の状況確認を行い、日曜日は災害対策会議をオンラインにて実施。月曜の対応や各家庭の状況の聞き取りを行い、対応を協議。情報共有はLINEにて行いました。

施設外就労はスタッフが前泊して職務を遂行し、ご自宅で過ごす事が不安に思われているご家族はグループホームやポレポレに避難していただき、スタッフも一緒に一夜を過ごしました。今回の台風は警戒していたよりも勢力が弱まり、大きな被害を受けずによかったと思います。

 

「出会いの場ポレポレ」が開所して19年になりますが、窓ガラスを補強したのは初めてでした。地震・大雨・新型コロナに加え、台風・停電・断水など必要な備えはそれぞれ異なりますが、今できる備えを今一度見直したいと思います。

 

 

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