社会福祉法人 拓く

4月2021

4月9日付けの第355号「シャイニング」を発行しました。「新年度が始まりました。よろしくお願いいたします。職員からのご挨拶」を掲載しています。ぜひご覧ください。

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シャイニング 4月9日号 詳細は   こちらで紹介しています → PDF

 

当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。

それ以来、発行を続け、今回の4月9日号で通巻355号になりました。

現在は、主に、出会いの場ポレポレ、夢工房、グループホームなどを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。

発行は月1回を予定しています。

ぜひご覧ください。

安武そら豆復興作戦㊺ 2021年4月、「安武そら豆」の出荷を始めました! 収穫の畑は春の香り、たっぷり。今年も立派に育ちましたよ! 順次、ご予約申し込みをいただいた皆様にご連絡いたします。お楽しみに! ※5月現在、販売は完売終了いたしました。有難うございました。来年もよろしくお願いいたします!

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4月に入り、そら豆畑のあちこちに、大ぶりのサヤが顔を見せています。

筑後地方の春を告げる野菜の「安武そら豆」、今年も、待ちに待った収穫のときを迎えました!

先月は、空に向かって顔を上げていたサヤが、下を向いています。これが収穫の目安です。

安武町の地で、大切に育てた一株一株、すくすくと、大ぶりで艶々のサヤに成長しました。

畑の中に足を踏み入れると、独特の春の香り、たっぷり。

 

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担当スタッフは、朝3時、4時の夜が明けぬ中、収穫の準備を始めます。ライトを当てて、指でサヤに触れて実がしっかりとしているそら豆を収穫しています。

梱包作業をしながら、「福島県などの東北の皆さんにもお届けしています。久留米の春の味を楽しんでいただきたいので」とにっこり。全国各地にお送りしています。早速、「おいしかったですよ!」と嬉しいお声をいただいています。

雪や冷え込みなどで気も漫ろなときがありましたが、こうして、すくすくと育ちました。

何よりの喜びです。

大地の恵みに感謝して、今年も味わいたいと思います。

皆様の食卓にも、お届けいたします。どうぞ、お楽しみに。

 

安武そら豆復興作戦について  こちらへ →

 

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234158「安武そら豆」について

安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。

 

久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。

昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。

「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。

町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。

安武そら豆の特徴は、大粒でつやつや、ホクホク。現在、市場に出荷する農家は数軒です。

そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。

以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月より、「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」も開催してきました。

今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。