社会福祉法人 拓く

6月2021

6月18日付けの第357号「シャイニング」を発行しました。「出会いの場Leo:日々、「お楽しみ」を見つけています!」「安武そら豆:今年も多くの方に届けることが出来ました」などを掲載しています。ぜひご覧ください。

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 シャイニング 6月18日号 詳細は こちらで紹介しています → PDF

 


当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。

それ以来、発行を続け、今回の6月18日号で通巻357号になりました。

現在は、主に、出会いの場ポレポレ、夢工房、グループホームなどを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。

発行は月1回を予定しています。

ぜひご覧ください。

 

 

 

6月、「POLA THE BEAUTY 久留米明治通り店」様より、「出会いの場Leo」の子ども達へプレゼントをいただきました!

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写真中央 POLA THE BEAUTY 久留米明治通り店 宮前麻里様

 

「POLA THE BEAUTY 久留米明治通り店」様が、昨年携わられた事業の「Wednesday企画」を終え、その時の謝礼を地域の為に活かし、何か記念に残したいと、オーナーの宮前麻里様(一般社団法人ぷらっと.理事)のお心遣いにより、「Leo」へのプレゼントを考えてくださり、玩具2種・水筒・サーキュレーターの贈答品をいただきました。

6月16日、「Leo」にて贈呈式を執り行い、当日登所していた子ども達一人ひとりにプレゼントを手渡ししていただきました。嬉しそうな表情や興味津々な様子で見つめていた子ども達の瞳はとてもキラキラと輝いていました。

昨年8月に「Leo」は開所し、1年が経とうとしています。今回の事や普段の地域の方との関わりも含め、改めて「Leo」は沢山の方々に愛され、見守っていただいているのだと感慨深く、感謝の気持ちでいっぱいになりました。今後も地域との繋がりを大切にしながら、改めて子ども達の心身の発達、成長に繋げていきたいと感じました。

                       (出会いの場Leo 溝尻 博子)

 

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5月31日、ビワを収穫しました。これからも作業を通して達成感や充実感に繋がるよう、意欲的に取り組んでまいります。

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安武地域のビワ畑に行き、ビワを収穫しました。5月31日の当日は、気温が高く水分補給を行いながら、収穫組と選別、袋入れ組に分かれて、利用者さんは、ボランティアさんと一緒に収穫しました。

出発前に、「おっきいの、取ってきてね」「たくさんお願いね」と言われ、利用者さんは、はりきって収穫を開始。戻ってきた時には、「取ってきたよー」と、ニコニコ笑顔で、皆さんに報告をされていました。

また、5月初旬には、安武そら豆の収穫が終わりました。毎年たくさんのご購入をいただきまして有難うございます。そら豆の収穫作業を終えてからは、地域の若手農業者と連携し、水菜の選別や袋入れの仕事をいただいています。次は、6月中旬にオクラ選別・袋入れ作業の仕事に取り掛かる予定です。

これからも作業を通して達成感や充実感に繋がるよう、一つひとつ次の仕事に意欲的に取り組んでいきたいと思います。  (出会いの場ポレポレ 白數 直基)

 

 

 

3月8日、職員研修の一環として、オンライン研修「千葉県中核地域生活支援センターの実践から」を受講しました。

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3月8日、「本業+α」主催による千葉県中核地域生活支援センター「がじゅまる」センター長 朝比奈ミカ氏の講演会がオンラインで開催され、拓くも職員研修の一環として、ライブでのオンライン参加、録画の視聴により全86名が受講しました。

中核地域生活支援センターは、千葉県13カ所に設置されており、24時間・365日、対象者や生活課題の内容を問わない総合(包括的)相談を受けることが最大の特徴です。「がじゅまる」では、年間約7万8千件(令和元年度)の相談を受け、電話相談(約73%)、訪問(約18%)、個別支援会議(2%)など職員7名で対応。ベースとなる障害福祉のノウハウを生かし、「相談」より「支援」を重視しておられ、単なる「助言」「情報提供」だけではなく、寄り添い型支援も実施されています。「買い物、安否確認など直接的な生活支援」「傾聴、話し相手」「食糧支援」などを行うことで、「信頼関係の形成」に時間をかけて問題解決をされてきた事例をお話しいただきました。

 

朝比奈さんのプレゼン資料の「ソーシャルワークの構造」の図の中に、「社会的資源への働きかけ」から地域づくりへの展開までが入っており、これからは生活課題が増々複雑・多様になる中で、専門家に求められるのは「助言」「情報提供」だけではなく、様々な人たちと協働して、新たな資源をつくっていくように変化していることは印象的でした。

今後、財政・労働人口も厳しくなり、一対一の支援関係を継続して保障していくことが難しくなってくる中、問題解決に寄り添う伴走型支援として、「本人の学びを支えて力を引き出す働きかけ」「グループ支援をつくりだす」「同じ課題をもった人たちを受け止める場、様々な人たちが集まる場づくり」など、つながる関係、場所づくりなど、専門家には「孤立を解消すること」に向けた出口を作り出す「支援」が求められていると分かりました。これから社会が変容していく中で、福祉に従事する私たちに求められる専門性とは何かを問われる研修会でした。   (福井 尚子)

 

 

2021年3月11日、実践から学ぶ!新型コロナウイルス対策研修会を開催しました。

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3月11日、グループホームでのクラスター発生から収束までの経緯と対応について、実際に体験された方を講師にお招きして対策を学ぶ研修会を実施しました。

グループホームという生活の場の中で、2名の発熱者が出てから、一気に感染が拡大してクラスターとなり、利用者の隔離、職員の手配、物品の準備など大変な状況へ急展開したこと、また、対応業務にあたる職員は自宅に帰れずホテル生活を余儀なくされたことなど、実際に体験した貴重なお話を聞くことができました。

また、職員のホテル代、衛生用品や医療用ゴミ箱の購入など予期せぬ出費もあったとのことです。そして、持病がある利用者の対応や病院の受け入れが可能かどうか、さらには近所の方からコロナ感染に対する厳しいご意見が寄せられたこと、コロナ陽性者がいると告げるとお弁当注文を断られるなどの風評被害にも頭を抱えたとのお話がありました。

今回、体験談をお聞きして、消毒・換気・手洗い・マスク・密を避けるなどの徹底はもちろんのこと、備蓄やゾーニング、職員の手配などのシミュレーションも必要だと改めて実感しました。今後は陽性者が発生しない予防的な対応だけではなく、陽性者が発生することを想定した準備も並行してやるべきだと感じました。  (出会いの場ポレポレ 福井 尚子)

 

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