防災・被災地支援

防災・被災地支援

東日本大震災の被災地と絆を深めたい。

困っている人々のもとにいつでも駆けつける

2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
「一刻も早く東北に駆けつけるべき」だという思いから、東北へのバスが開通した3月26日に宮城県石巻市や福島県南相馬市の被災地に馬場常務理事が入って以降、数回に分けて東北支援に職員を派遣しています。
被災地の現場は24時間体制です。被災地の現状を目の当たりにし、食事づくりや物資の整理、一人ひとりに声かけをしながら、必要な支援へとつないでいく不眠不休の状態でした。
支援者として多少なりとも役に立つことができると思って駆けつけたのですが、現地の状況は想定と違っていました。目の前の人のニーズをもっと拾い上げ、寄り添い、実践する力は、普段からできていないとできないと実感しました。「日常以上の力は出せない」…だからこそ、普段から目の前の人達にどう向き合っているのか、日常の積み上げが大切なのだと考えさせられました。

「ポレポレ祭り」に、被災地の皆さんが駆けつけてくれます
~これからも、つながりを大切にしたい~

東日本大震災から1年が経つ頃には、法人の常勤スタッフの大半が被災地に行っています。そして、私たちは、「東日本の被災地の皆さんとも、つながりたい」と考えるようになりました。
2011年10月、そうした思いを込め「第10回ポレポレ祭り」のテーマを「絆をひろめよう」にしました。カンパを集め、宮城県石巻市、福島県南相馬市の被災者の方々や避難所のスタッフなど21名の皆さんを初めて祭りにお招きしました。会場には、石巻焼きそばの実演販売や東北地方の特産品を販売するコーナーを設けました。

東北支援東北支援
2012(第11回),2013年(第12回)のポレポレ祭りでは、自分たちで旅費を払って被災地から参加されています。
(左下:3年経って原発問題の現状と今後についての講演 / 右下:ご当地ヒーロー「相双神旗ディネード」)
 

逃げる力、助け合う力をふだんの暮らしの中で育み、
地域の方たちとの協力体制も築き上げていく。

備蓄品や避難訓練の徹底

当法人には重度の障害がある方たちが多く利用しているため、様々な視点から防災について取り組んでいます。
まずは災害が起こった時に困らないように、ヘルメットや避難用の担架などの災害対策用品を購入したり、食品や介護用品など備蓄品(食品は定員×2倍×3日分を目安)も整えました。
また、普段からできないことは緊急時にはできないと考え、定期的な非常食の試食や、災害対策用品を使用して扱い方に慣れておくようにしています。月1回、事業所やケアホームなど各拠点にて避難経路を確認しながら、避難訓練を実施しています。

備蓄

避難訓練

地域との連携

1月17日の「防災とボランティアの日」には、消防本部と地元安武の消防団と女性防火クラブの方々に参加していただきました。今後も災害時の混乱を最小限度に抑えられるように、地域の方々とつながり、協力体制をつくりあげていきます。

避難訓練

防災器具の設置

設備面では、グループホーム(ケアホーム)の2階から1階に安全に降りることができるように、レスキューベランダを設け、災害時の電気を賄う『発電機やまびこ』を購入しました。

同時に室内環境を見直し、タンスや冷蔵庫といった危険が伴う家具などの転倒防止用器具の取り付けなども行っています。