社会福祉法人 拓く

イベント・研修 (研修)

7月23日・24日、令和4度第1回「喀痰吸引等研修(第3号)」を実施しました。今後も新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら、1回でも多く開催できるように努めていきたいと思います。

22

 

2022年7月23日・24日、「喀痰吸引等研修(第3号)」を実施しました。

減少していたコロナ感染者数も7月に入り、一気に急増し、7月6日に福岡県では「福岡コロナ警報」、22日には「福岡コロナ特別警報」が発動されました。そんな中でも、「喀痰吸引等研修(第3号)」についての問い合わせが数社からあり、「医療的ケアが必要な方々にとっては、コロナ禍であっても関係なくケアが必要」「医療的ケアを行う従事者が急に現場に入れなくなる事も想定される」とお話を聞く中で、今だからこそ、研修が求められていると考え、実施を決定しました。

 

当初予定した受講予定者数は7名と実地研修1名です。

5名以上の受講者で開講としていましたが、直前に申込者より、医療的ケア対象者の方がコロナに感染し入院になり、退院のめどが立たないとの理由でキャンセルの申し出がありました。今回はやむをえない状況を考慮して感染防止対策を徹底し、受講者4名、実地研修1名で開講しました。

 

11

 

開講1日目、受講者の方々はテキストにメモをとりながら、先生も具体的な事例を交えながら分かりやすく講義をされていました。

2日目の演習では、器具の名前を受講者の方々に何度も聞き確認しながら手順書に沿って丁寧に指導されていました。受講者の方からも、手順について質問されたりと積極的に取り組まれている様子が見られました。

今回受講された方からは、「興味がある分野で話も分かりやすかった」との感想もいただきました。

医療的ケアの行為が実施できる方が増えることは大切です。今後も、問い合わせがあった際は1回でも多く開催できるように努めていきたいと思います。  (出会いの場ポレポレ 福井尚子)

 

 

2022年1月15日・16日、第16回「喀痰吸引等研修(第3号)」を開講しました。コロナウイルス感染対策を徹底しての実施。7名の方が受講されました。

あlsk

 

令和4年1月15日・16日、第16回「喀痰吸引等研修(第3号)」を開講しました。1月に入りオミクロン株によるコロナ感染者が急増し始めた最中での開講でしたが、コロナウイルス感染対策を徹底しながらの実施です。7名の方が受講されました。

当日は1月開講とあって寒さが厳しく、会場の底冷えが心配でしたが、受講者の方々はホッカイロやひざかけ毛布を使っての寒さ対策を行っておられ、どなたも熱心に先生の話を聞かれていました。

 

今後も医療的ケアが必要な方は増えていくこととと思います。現状は、医療的ケアが必要な対象者1名に対して、支援のために多数の事業所が関わられています。そして、1人でも多くの支援者が必要ととらえ、研修受講者も徐々に増えています。

「喀痰吸引等研修(第3号)」を受講、修得することで、特定の対象者に対して特定の介護職員等が携われることになり、これによって支援が広がり、医療的ケアが必要な方の地域生活が可能となります。

当法人は年2回、介護職員等による「喀痰吸引等研修(第3号)」を実施する予定です。これからも多くの方が受講をされて研修にて学び、それぞれの現場で活躍してほしいと願っています。   (出会いの場ポレポレ 福井)

 

「喀痰吸引等研修(第3号)」とは  → こちらをご覧ください

当法人HPの研修事業にて詳細を紹介しています。(実施要項等)

 

zmん

7月10日・11日、第15回「喀痰吸引等第3号研修」を開講しました。受講希望の方が多く、急遽7月開講を追加、9名の方が受講されました。

いう

 

 「喀痰吸引等第3号研修」は、年間行事では2回の開講予定としておりましたが、受講希望の方が多く、急遽今回の7月開講を追加、実施いたしました。

当日はもちろん、コロナウイルス感染症対策を徹底、さらには梅雨の影響による大雨も心配な状況でしたが、9名の方が受講されました。

参加者の皆さんは講師の話を聞きながらテキストにメモを書き込んでおられ、休み時間には講師に質問されている方もいて、研修に対しての熱意が感じられました。

 

うy 

 

介護職員等を対象とした第3号研修は、基本研修と実地研修終了後、修了証を発行します。その後、受講者が県に登録申請を行い、認定証が県から発行されます。さらに、事業所として登録申請をした後、ようやく特定の者に対して「たんの吸引」「経管栄養」が実施できるようになります。

以上のような特定行為が可能となった方には、沢山の現場にて研修で学んだ事を生かして頑張っていただきたいと思います。                  

 (出会いの場ポレポレ 福井)

 

※当法人のHPにて、「喀痰吸引等研修(第3号)実施要項」を紹介しています こちらへ →

 

 

 

 

 

3月8日、職員研修の一環として、オンライン研修「千葉県中核地域生活支援センターの実践から」を受講しました。

いく

 

3月8日、「本業+α」主催による千葉県中核地域生活支援センター「がじゅまる」センター長 朝比奈ミカ氏の講演会がオンラインで開催され、拓くも職員研修の一環として、ライブでのオンライン参加、録画の視聴により全86名が受講しました。

中核地域生活支援センターは、千葉県13カ所に設置されており、24時間・365日、対象者や生活課題の内容を問わない総合(包括的)相談を受けることが最大の特徴です。「がじゅまる」では、年間約7万8千件(令和元年度)の相談を受け、電話相談(約73%)、訪問(約18%)、個別支援会議(2%)など職員7名で対応。ベースとなる障害福祉のノウハウを生かし、「相談」より「支援」を重視しておられ、単なる「助言」「情報提供」だけではなく、寄り添い型支援も実施されています。「買い物、安否確認など直接的な生活支援」「傾聴、話し相手」「食糧支援」などを行うことで、「信頼関係の形成」に時間をかけて問題解決をされてきた事例をお話しいただきました。

 

朝比奈さんのプレゼン資料の「ソーシャルワークの構造」の図の中に、「社会的資源への働きかけ」から地域づくりへの展開までが入っており、これからは生活課題が増々複雑・多様になる中で、専門家に求められるのは「助言」「情報提供」だけではなく、様々な人たちと協働して、新たな資源をつくっていくように変化していることは印象的でした。

今後、財政・労働人口も厳しくなり、一対一の支援関係を継続して保障していくことが難しくなってくる中、問題解決に寄り添う伴走型支援として、「本人の学びを支えて力を引き出す働きかけ」「グループ支援をつくりだす」「同じ課題をもった人たちを受け止める場、様々な人たちが集まる場づくり」など、つながる関係、場所づくりなど、専門家には「孤立を解消すること」に向けた出口を作り出す「支援」が求められていると分かりました。これから社会が変容していく中で、福祉に従事する私たちに求められる専門性とは何かを問われる研修会でした。   (福井 尚子)

 

 

2021年3月11日、実践から学ぶ!新型コロナウイルス対策研修会を開催しました。

あt

 

3月11日、グループホームでのクラスター発生から収束までの経緯と対応について、実際に体験された方を講師にお招きして対策を学ぶ研修会を実施しました。

グループホームという生活の場の中で、2名の発熱者が出てから、一気に感染が拡大してクラスターとなり、利用者の隔離、職員の手配、物品の準備など大変な状況へ急展開したこと、また、対応業務にあたる職員は自宅に帰れずホテル生活を余儀なくされたことなど、実際に体験した貴重なお話を聞くことができました。

また、職員のホテル代、衛生用品や医療用ゴミ箱の購入など予期せぬ出費もあったとのことです。そして、持病がある利用者の対応や病院の受け入れが可能かどうか、さらには近所の方からコロナ感染に対する厳しいご意見が寄せられたこと、コロナ陽性者がいると告げるとお弁当注文を断られるなどの風評被害にも頭を抱えたとのお話がありました。

今回、体験談をお聞きして、消毒・換気・手洗い・マスク・密を避けるなどの徹底はもちろんのこと、備蓄やゾーニング、職員の手配などのシミュレーションも必要だと改めて実感しました。今後は陽性者が発生しない予防的な対応だけではなく、陽性者が発生することを想定した準備も並行してやるべきだと感じました。  (出会いの場ポレポレ 福井 尚子)

 

2554745