お知らせ (研修)

11月24日、久留米市職員研修にて、馬場篤子常務理事が講師を務めました。演題は『共生教育から共生社会へ~行政が後押ししてくれたからこそ~』。職員の皆さんに、協働作業をして苦楽を共にしましょう、という思いをお伝えすることができました。誠に有難うございました。

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11月24日(木)、14時より久留米市役所くるみホールにて実施された久留米市職員研修に、当法人の馬場篤子常務理事が講師として招へいされ、『共生教育から共生社会へ~行政が後押ししてくれたからこそ~』について講演を行いました。

当日は、健康福祉部、子ども未来部、教育部、社会福祉協議会の職員の皆さん、約40名が参加。当法人設立の原点である1980年代の統合教育の取り組みから、無認可共同作業所、生きる場づくり、そして、現在の安武町における地域づくりまでをビデオやパワーポイントを使いながらお話し、「与えられるものでもなく、してもらうものでもなく、やっちゃおう」という思い、「協働作業をして苦楽を共にしましょう。行政の皆さんが後押しをしてくだされば、必ずうまくいく」という願いをお伝えすることができました。

意見交換の時間では、「障害者を支援する事業を継続することの大変さとは?」「障害者を巻き込んだ地域づくり、何から始めたらよいのか?」など真剣な質問が出され、職員の皆さんはじっくりと聴き入っておられました。

今回、久留米市役所の皆様に、このような機会をいただき、心より感謝申し上げます。

 

後日、実施された職員研修のアンケートより、参加された皆さんの声をいくつかご紹介します。

 

・今、世の中の色々な課題に対して、地域の役割が問われていると思います。昔に比べると確かに、地域でつながるといった機会も意識もなくなりつつあると感じます。そのような中での御活躍について本当に先駆者として賞賛に値すると思います。

・地域づくりをキーワードに障害者、子ども、高齢者など世代を超えた人のつながりによって、誰もが当たり前に教育・仕事ができるような取り組みが必要であることを学びました。

・長年、行政と付き合いながら公益活動を主体的に行ってきた方の率直な意見を聞くことができました。

・当事者意識を持つことの大切さが(少しではあるが)分かりました。

・行政職員に対し「あつい実践家であれ」の言葉に感銘を受けました。あきらめずに混ざり合う→心に留めて仕事・生活の中にて実践します。職員に伝えていきます。

・コミュニティの課題は、市の業務を通じてまた自分の地域でも実感はあります。公私ともにできることを考えていきたいとあらためて感じました。

 

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