お知らせ (研修)

2020年8月1日、聖マリア学院大学の先生と看護師の皆様を講師にお招きし、新型コロナウイルス研修会を実施しました。

し

 

2020年8月1日、聖マリア学院大学の先生と看護師の4名の皆様に講師をお願いして、新型コロナウイルス研修会を実施しました。研修内容は、新型コロナウイルスに関する基礎的な講義と、個人防護具着用の実践を中心とし、職員は密にならない人数に制限して、会場設営や配置、消毒の有無など細かいところまで先生に確認していただき、十分に注意を払っての研修になりました。

その中で、流水や石鹸を使っての手洗いの実演によって、消毒が揮発するまで丁寧にもみこむことが必要など、改めて日頃の知識不足を感じることもありました。また、防護具については、実際に陽性者や疑いのある方に接触することを想定し、これ以上感染を広げないよう、正しい着用の仕方を丁寧に教えていただき、繰り返し実技を重ねていきました。このように真剣に職員みんなが取り組む姿は、今後やって来るかもしれない事態にも、チーム一丸となって対応していく覚悟を感じた瞬間でもあります。

 

この研修を機に全体的に見直しを図って、さらに「持ち込まない、持ち帰らない」をバージョンアップさせることとし、玄関に手洗い場を設置して出勤時に入館前の手洗いの徹底や、密接するケア時にフェイスシールドを使用することにしました。私たちは、医療従事者と同じように、福祉従事者もコロナ感染者を看るのは社会的使命だと考えています。その考えを前提に、久留米市基幹相談支援センターでも、行政と介護事業者協議会とが連携し、久留米市全体を見据えての研修を行った実績があります。

今後も、歩みを止めることなく、コロナと共存していくには、どのような対策が必要か、研修を重ねながら、少しずつ心構えとつながりと技術を備えていきたいと思います。

(出会いの場ポレポレ 野瀬 美紀)

 

め