社会福祉法人 拓く

イベント・研修 (研修)

2020年8月1日、聖マリア学院大学の先生と看護師の皆様を講師にお招きし、新型コロナウイルス研修会を実施しました。

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2020年8月1日、聖マリア学院大学の先生と看護師の4名の皆様に講師をお願いして、新型コロナウイルス研修会を実施しました。研修内容は、新型コロナウイルスに関する基礎的な講義と、個人防護具着用の実践を中心とし、職員は密にならない人数に制限して、会場設営や配置、消毒の有無など細かいところまで先生に確認していただき、十分に注意を払っての研修になりました。

その中で、流水や石鹸を使っての手洗いの実演によって、消毒が揮発するまで丁寧にもみこむことが必要など、改めて日頃の知識不足を感じることもありました。また、防護具については、実際に陽性者や疑いのある方に接触することを想定し、これ以上感染を広げないよう、正しい着用の仕方を丁寧に教えていただき、繰り返し実技を重ねていきました。このように真剣に職員みんなが取り組む姿は、今後やって来るかもしれない事態にも、チーム一丸となって対応していく覚悟を感じた瞬間でもあります。

 

この研修を機に全体的に見直しを図って、さらに「持ち込まない、持ち帰らない」をバージョンアップさせることとし、玄関に手洗い場を設置して出勤時に入館前の手洗いの徹底や、密接するケア時にフェイスシールドを使用することにしました。私たちは、医療従事者と同じように、福祉従事者もコロナ感染者を看るのは社会的使命だと考えています。その考えを前提に、久留米市基幹相談支援センターでも、行政と介護事業者協議会とが連携し、久留米市全体を見据えての研修を行った実績があります。

今後も、歩みを止めることなく、コロナと共存していくには、どのような対策が必要か、研修を重ねながら、少しずつ心構えとつながりと技術を備えていきたいと思います。

(出会いの場ポレポレ 野瀬 美紀)

 

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5月15日・16日、第14回「喀痰吸引等第3号研修」を開講しました。新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、11名の受講者が参加。次回は7月を予定しています。

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福岡県では5月12日に新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発出されました。期間は5月31日までの20日間です。そんな厳しい状況の中でしたが、今回、密を避ける・消毒の徹底・換気を常時行うという環境対策を行いながら、11名の受講者が参加しました。研修中は湿度が高く感じられましたが、フェイスシールド・手袋を常時着用しながらの演習です。

実は、前回2月に開講して間もなく、次の研修日程はいつになりますか?と問い合わせがありました。昨年度までは、夏と冬の年2回で開講していた研修ですが、受講希望の方が多い点から、5月に実施することを決定しました。今回は、田川市からの参加もあり、この研修を受講するために近場のホテルに1泊されるなど、需要の高さを実感しました。

参加者の皆さんは、講師の話に熱心に耳を傾けながら、真剣な表情で研修に臨まれていました。終了後のアンケートにも「分かりやすかった」「自分の職場で生かしたい」「スキルアップにつながった」とのコメントをいただきました。

今回受講できなかった方より、次の開催を早めにしてほしいとの要望もいただき、次回は7月に予定しています。コロナウイルス対策に最大限配慮しながら、今後も続けていきたいと思います。

(出会いの場ポレポレ 福井尚子)

 

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2月6日・7日、第13回「喀痰吸引等第3号研修」を開講。受講者は13名、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底しながら実施しました。

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今年度9月12・13日に引き続き2回目となる第13回「喀痰吸引等第3号研修」を開講しました。コロナ禍ではありますが、一事業所から、気管切開によって痰の吸引や経管栄養などの医療的ケアが必要となったため、多くのスタッフを受講させたいという要望をいただきましたので、感染予防対策を徹底しながら実施しました。

私は、「喀痰吸引等第3号研修」の担当になって2年目ですが、全く知識がなく喀痰吸引の内容について勉強を自らしなければならないと思い、不安の中、受講者として参加しました。また、福祉分野の経験は一切なく、事務職を主として勤務しております。現場で働く皆さんが、利用者さんに寄り添った支援を、と日々職務に励んでいる様子をみて、私も少しでも学ばなければとの思いが芽生え今回の受講に参加したことも理由の1つです。

 

当日、受講された方々は13名です。

まず「基本研修」の講義では、初めての専門用語に戸惑いましたが、講師の先生は、体験談を交えながら話されましたので、非常にわかりやすく初心者でも聞き取ることができました。何とか筆記試験にも合格し、次の「シミュレーター演習」では、痰吸引用のモデルを使い、その手順を学びました。モデルを使った行為とはいえ、体内に栄養を送る重要な行為だと思うと緊張しすぎて、手順をまちがえたり、声掛けを忘れたりもしましたが、充実した2日間となりました。

 

基本研修終了後の2月8日から、いよいよ「実地研修」がはじまります。口腔内の喀痰吸引、鼻腔内の喀痰吸引、気管カニューレ内部の喀痰吸引などをモデルではなく、利用者さんに医療的ケアとして行うのは、かなり不安ですが、看護師さんの指導の下、細心の注意をしながら精一杯臨みたいと思います。

喀痰吸引等研修を受講して正しい知識と技術を得ることで、特定の方にだけですが医療的行為を行えるようになります。それが、利用者さんにとっての地域生活を支える重要な役割となりますので、今後も研修を継続していきたいと思います。 (出会いの場ポレポレ  福井 尚子)

 

9月12日・13日、「喀痰吸引等研修第3号(第12回)」を開講しました。医療的ケアの必要な方の地域生活を支えられるよう、今後も研修を続けてまいります。次回は、来年2月を予定しています。

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2014年(平成26)から始まった喀痰吸引等研修第3号も、今回で12回目を迎えました。

今回を含めると研修修了者は107名、実地研修のみの修了者も66名となり、合計173名を医療的ケアのスタッフとして送り出したことになります。

医療的ケアの対象者は、児童から高齢者までで地域生活を送られている方々です。1名の対象者に対し、5~6名のスタッフを確保しなければなりませんので、各事業所は、開講毎にスタッフを受講させているという状況です。研修は、8.5時間の講義とシミュレーター演習および筆記試験、2日間をかけて研修します。

 

前回は、コロナの影響が出始めた3月に開催。コロナ禍の中での研修でしたが、スタッフは研修を受けなければ医療的ケアの必要な方々を支えることはできませんので、対策をしながら実施。受講者は試験も合格し、いざ現場実習となりましたが、対象者への実習がコロナの影響によりできない状況が続き、実習期間内に修了することはできませんでした。しかし、そこは、柔軟に対応させていただき、修了証を発行しました。

今後も対策をしながら、少人数で研修を行い、医療的ケアの必要な方の地域生活を支えられるよう、「喀痰吸引等研修第3号」を開講していきたいと思います。次回は、2月を予定しています。

 

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10月19日、安武校区まちづくり振興会社会福祉部会主催による「自助と互助って? 講座」が開催され、地域住民同士の支え合いの取り組みについて学ぼうと久留米市行政、国モデル事業の事務局、そして当法人の職員も参加しました。

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10月19日、同講座は2名の講師をお招きし、安武校区コミュニティセンターにて開催されました。「住み慣れた地域で安心して生活するために」をテーマに、各地で講演活動をされている全国コミュニティライフサポートセンター(仙台市)理事長の池田昌弘さんと厚生労働省地域福祉専門官の玉置隼人(たまきはやと)さんです。

 

当日は、安武町の住民の方々を中心に、年配の方のみならず若い世代の方も多く参加され、約2時間の講座では、講師お二人からの様々なお話を元に、参加者に意見を聞いたり、質疑応答の時間を設けたりと、参加者が一体となってこれからの安武のまちづくりや地域・住民との繋がり、暮らしについて考える講座になりました。

 

お二人のご講演内容について紹介します。

 

厚生労働省地域福祉専門官 玉置隼人さん

今までの制度は自助、互助が当たり前に成り立っている中で作られて来ているものが殆どで、高齢者福祉、障がい者福祉、子どもの福祉と対象を限定して言葉を使い、それに伴い専門職を育成してきました。

しかし、現在、生活に困っている方が多く、介護サービス、包括支援センター、ケアマネージャーと今までのサービスが使えない人が多い。例えば、育児・介護と両方を必要とするケースは、働くことができず、家にいる。そうなると、子どもを保育園に預けられず、介護保険も使えないという制度の仕組みである。

一方シングルで子育や親の介護をしているとしたら、休職せざるを得なくなるという悪循環がある。単身家庭や単身での子育て世代が増えてくれば、それぞれのサービスで賄えなくなると考えられる。「8050問題」等、現在の制度では対応できない事が起きており、フルタイム勤務のみではなく、時間を短くする等、柔軟な対応が求められている為、幅広く課題を捉えていく必要があり、地域福祉に専門職がしっかりと関わって行く事が大事。そして、介護・保育と今までは分けていたのだが、統合的な相談の受付や支援する仕組み作りも大事ではないかとお話しされました。

 

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全国コミュニティライフサポートセンター   理事長 池田昌弘さん

 昔に比べると制度は増え整ったように見えますが、人の繋がりは減ってきています。地域の繋がりを豊かにと2015年介護保険法が改正され、地域包括ケアシステムが導入され、地域の支え合いを重視してきたが、町内会のサロンやデイサービスでは本音が出ないことも多く、そういう集まりではなく、顔見知りになり自宅で集まりを行ったり、友人を畑仕事に誘ったりと、助け合って地域に復帰するような事が大切で、「ないものを探す」ではなく、「あるものを探す」に着目するというお話がとても印象的でした。

 

また、特に男性はサロン等に行かない事が多く、無理な事をやらされても続かない為、普段やっている中で工夫して続けて行く事、男性の居心地のいい場所で役割を持つ事も重要。それぞれが自助の意識は強いものの、互助に結び付ける事が難しいのは現実。しかし、互助の中に仲間がいる事で自助も生まれる為、普段の暮らしの中での意味付けや地域で生きる事で支えあいながらの住民スタイルを作る仕組みも大事とのお話がありました。

 

この講座をお聞きして、自分自身まだ自助意識が強く、周りや地域に目を向けきれていない現実を思い知らされました。自分達のまちで地域の方と暮らすという事や、両親が年を重ね数年後に高齢者となった時、私たち家族の価値観ではなく、本人たちが何をしたいのか、一人の人としての生活を真剣に考え、向き合う事が出来るよう私自身も考えていく必要があると思いました。

今まで地域を支えて来られた方々、これから地域を支えていくであろう子ども達、みんなが「助けて」と言い合え、人と人とが支え合う事が出来るように、どう生活し、どう生きる事が大事か。ただ繋がるという言葉ではなく、本当の意味での繋がりや支え合いをもっと自分や周りに問いながら深めていきたいと思いますし、自分達の暮らすまちを、子ども達に自信と誇りを持って伝えていけたらと思います。      (溝尻 博子)