社会福祉法人 拓く

お知らせ (トピックス)

3月11日 震災から3年                        3月15日に南相馬からお客様がお見えになりました

画像+004  出会いの場ポレポレにて

 

皆さんと会食し、筑後川とポレポレをご案内しました

 

3月15日(土)、福島県南相馬市から石神(いしがみ)第一小学校の当時教頭先生だった小屋先生とそのお友達4名、小学校の時の同級生で現在福岡市に住んでおられる案内人の方1名、計6名で久留米に来られました。皆さんは還暦を迎えられ、そのお祝いの2泊3日の旅行ということで、わざわざ久留米に立ち寄ってくださったのです。

小屋先生と初めてお会いしたのは、震災があった2011年9月でした。

「被災した子どもたちはどうしているだろう」「学校はどうなっているのだろう」と思い、久留米市内の大学や中学校の先生たちと被災地を訪ねました。そのひとつが、南相馬市の石神第一小学校です。校舎には子どもたちの姿がありませんでした。小屋教頭先生だけがスクールバスの連絡調整のために学校におられました。

南相馬市は原発から30キロ圏内で、しかも高い放射線量ということで、子どもたちはスクールバスで30キロ圏外にある隣町の体育館まで行き、パーティションで仕切った教室で勉強していました。放射線の影響を考えて、子どもたちは外に一歩も出られず、室内で勉強をし、体育もし、遊びもするというかなり閉鎖的な環境の中、窮屈な思いをしていました。おまけにたくさんの友だちが県外へ避難していきました。

「ここにいて大丈夫だろうか」

「友達や知り合いが離れていく。生まれ育った家を、ふるさとを離れる。不安でたまらない」

「たとえ戻ってきても、いつまでここにいられるだろうか」

「将来、放射線の影響で病気になるのでは…。子どもは結婚の差別をうけるかもしれない」

「さみしさ」と「不安」、そして「見えない敵」と隣り合わせの日々が、今なお続いているだろうと思います。

現在、子どもたちは石神第一小学校で勉強していますが、児童数は学年が低くなるに連れ少なくなっており、昨年の1年生は7人という現状のようです。原発の影響で南相馬から子どもたちがいなくなり、街の将来も危ぶまれています。

また、被災から3年、これまで必死に復興しようと前向きに生きてこられた人々に疲れが出てきています。肉体だけではなく精神的にダメージを受けている人も多いと思います。本当に今、被災地の人たち、特に子どもたちにはさらなる支えが必要なのかもしれません。

今回、小屋先生たちとお会いし、私たちも今まで以上に真剣に考えて行動に移さなければならないと改めて考える機会となりました。(常務理事 馬場篤子)

 

画像+002 筑後川河川敷にて

 

 

今後も交流を続け、私たちができることを探していきたい

 

小屋先生との出会いは3年前。第10回ポレポレ祭りで、福島県南相馬市石神第一小学校の皆さんと初めて交流をもちました。当時、小屋先生は同校の教頭先生をされていました。東北大震災の原発事故の影響で子どもたちは校舎に行くことができず、放射能の影響が少ない離れた場所の体育館を校舎代わりにして学校生活を送っていました。放射能から避難するため福島の地を離れた人もたくさんいて、仲の良かった友だちとも離ればなれになり、生徒の数も少なくなっていました。

そのような状況の中、前向きに頑張っている子どもたちに「何か私たちに出来ることがないか」と考え、当時、久留米市の大善寺小学校6年生の皆さんとポレポレのメンバーが力を合わせ、手作りのパンとメッセージカードを送りました。石神第一小学校からはお礼のメッセージビデオをいただきました。以後、このような交流を続けています。

現在、小屋先生は退職されましたが、機会があればポレポレに来たいと前々から仰っていました。その日が3月15日に実現し、小屋先生を始めお友だち5名の方と久留米でお会いすることができました。

食事会では、鮮明に覚えておられる震災のお話を皆さんからじっくりお聞きすることができました。震災の日から年月が経つに連れ、あの時のことが私たちみんなの記憶から薄れていくことのないよう、今後も交流を続けながら私たちができることを探していきたいと思いました。(鹿子島功子)

 

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