お知らせ (安武そら豆)

安武そら豆復興作戦レポート⑧12月、安武そら豆が葉を広げ、すくすくと育っています。ビニールトンネルを張る準備を進め、冬越しのためにしっかりと寒さ対策をしています。

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12月に入り、出会いの場ポレポレの安武そら豆畑では、苗が葉を広げてすくすくと育っていました。10月より定植を始め、安武町の皆さんと職員、地域の園児や小学生の皆さんが力を合わせて作業を行ったそら豆畑です。

 

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担当者は、寒さから守るために、ビニールトンネルを張る準備を進めています。

「今年はビニールの上に、パオパオ(不織布)も張ります。大切なそら豆を寒さや霜などから守りたいですからね。今、作業は東側から。朝、東から日が昇るので成長が早いのです。そこから中央、西側へと作業を進めています」

筑後地方は霜が降りますので、植え付け直後に「寒さ対策」をして冬越しする必要があります。

担当者は、支柱の位置を決めて、一本一本、アーチ型に挿していきます。

 

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安武小学校の3年・4年生、安武保育園・天心幼稚園の皆さんが定植した畑も順調に育っています。

収穫は来年4月中旬の予定。

毎年、大勢の皆さんが、当法人のそら豆を楽しみにしておられます。

おいしい旬の味覚をお客様にお届けできるように頑張ります。

 

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「安武そら豆」について

安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。

久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。

昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。

安武そら豆の特徴は、大粒でつやつや、ホクホク。

現在、市場に出荷する農家は数軒です。

そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月、まずは「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「第1回安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。10月には、地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」を開催しました。

今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。

 

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