お知らせ (安武そら豆)

安武そら豆復興作戦レポート⑭ 4月18日、「第2回 安武そら豆子ども祭り」を開催しました。自分たちが植えたそら豆畑の見学や収穫を楽しむ児童の皆さんの笑顔があふれ、楽しいひとときを過ごすことができました。

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4月18日(火)、JAくるめ安武地区カントリーエレベーターにて、「安武そら豆子ども祭り」を開催しました。今年は安武小学校4年生52名、天心幼稚園35名、安武保育園15名、そして初めての参加となる住吉保育園20名の皆さん、約130名で実施することができました。

この祭りは、安武地区に住む子ども達に、その昔、安武地区の特産物だった「安武豆」を知ってほしいと願い、「土に触れる・種を植える・育てる・収穫する・春の味覚を楽しむ」という食育の場として昨年より開催しています。

昨年10月には天心幼稚園と安武保育園、安武小学校3年生・4年生の皆さんが安武そら豆を植える「定植体験会」を開催。今回は、自分達が植えたそら豆畑を見学し、地域の方々からそら豆についてのお話を聞き、収穫も体験していただきました。その後は青空の下、みんなでそら豆を使ったご飯、シチュー、蒸しパンを食べながら遊んだりして楽しい時間を過ごしました。

今後もこの体験を通して安武地区の歴史またモノづくりの大切さを伝えていきたいと思います。

              ( 出会いの場ポレポレ 児玉 元気 )

 

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20963「安武そら豆」について

 

  安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。

 

久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。

昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。

現在、市場に出荷する農家は数軒です。

そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。

以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月、まずは「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「第1回安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。10月には、地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」を開催しました。

今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。