イベント・研修会 (事業・活動)
1月17日は、1995年に阪神・淡路大震災が発生した日です。出会いの場ポレポレにて、久留米消防署西出張所の皆様のご指導の下、避難訓練及び消防訓練を行いました。訓練を生かし、みんなの安全を意識して日々を過ごしていきたいと思います。
いつもと変わらない日常を過ごしていた1月17日。
突然、けたたましく火災警報ベルが鳴り響きました。1階カリブホール厨房から火の手が上がったとの連絡です。
さぁ、避難開始!皆さん、落ち着いてスタッフの指示に従って避難されていました。そして、各班がメンバー・スタッフの人数確認を行い、管理者に報告です。
今回は、久留米広域消防本部久留米消防署西出張所の方々にご指導をいただきました。
避難の集合場所で待っている間に、カリブホール厨房は煙が充満し目の前がまったく見えない状況になっていました。ヘッドライトで誰かがいるな、というのが分かる程度。そのような中で、消防隊員の方々は中腰になって、逃げ遅れた方がいないか、お互いに声を掛け合いながら隅から隅まで探しておられました。
そして、避難が遅れた想定の下、逃げ遅れた方を発見。ゆっくりと煙の影響のない所まで運び、命に別状はないか確認をされた後、みんながいる集合場所に運んでおられました。
寒空の下で全員の安全を確認できた後、消防隊員の方にお話を伺いました。
その後、数名での消火訓練です。実際に消火器の使い方を丁寧に教えていただきながら、火の元を消火しました。
久留米広域消防本部久留米消防署西出張所の皆さん、有難うございました。
訓練が行われた1月17日は、阪神淡路大震災が起きた日で、私たちの大切なものを数多く奪っていきました。あれから28年。この地震を機に「自助・共助・公助」が叫ばれるようになりました。
今回の訓練を通して、自分の身は自分で守る(自助)。周りの仲間にも声を掛け合い(共助)ながら、速やかにスタッフの指示に従って逃げることの大切さが身に沁みました。
また、普段の生活では、通路を物などで塞がないこと、逃げ道を複数用意しておくことが大事だと痛感しました。みんなの安全を意識して日々を過ごしていきたいと思います。
(出会いの場ポレポレ 北原知佳)