イベント・研修会 (事業・活動)
2020年9月、今年も台風の時期がやってきました。職員総出で対応。地震・大雨・新型コロナに加え、台風・停電・断水など必要な備えを、今一度見直し、取り組んでまいります。
年々、自然災害が増す中で、台風も例外ではありません。
9月初旬、特別警報級(中心気圧930hpa以下、最大風速50m/s以上)の台風10号が接近、または上陸するおそれがあると発表されました。
6日夜から7日朝にかけて最接近が予想される前々日の金曜日、被害を最小限に抑える為に、できる準備を地域の先輩方に聞いたり、ネットで調べたり、必要な段ボールや養生テープの確保に走り回りましたが、すでに完売している店がほとんどで、手に入れる事が困難な状況でした。ストックしていた分と業者さんに依頼をして何とか間に合いましたが、常日頃から準備しておく事の重要性を感じました。
夕方、利用者さんが帰宅されてから、職員総出で窓ガラスに段ボールや養生テープを米印に貼り、飛散防止対策や断水を考慮して、あちらこちらに水を溜める作業を行いました。
また、停電にも備え、発電機の試運転や携帯等の充電、公用車のガソリンも満タンにするなど対応に追われました。
翌土曜日は、各事業所の状況確認を行い、日曜日は災害対策会議をオンラインにて実施。月曜の対応や各家庭の状況の聞き取りを行い、対応を協議。情報共有はLINEにて行いました。
施設外就労はスタッフが前泊して職務を遂行し、ご自宅で過ごす事が不安に思われているご家族はグループホームやポレポレに避難していただき、スタッフも一緒に一夜を過ごしました。今回の台風は警戒していたよりも勢力が弱まり、大きな被害を受けずによかったと思います。
「出会いの場ポレポレ」が開所して19年になりますが、窓ガラスを補強したのは初めてでした。地震・大雨・新型コロナに加え、台風・停電・断水など必要な備えはそれぞれ異なりますが、今できる備えを今一度見直したいと思います。