お知らせ (コミュニティづくり)

当法人は「安武子ども食堂」を応援しています。1月7日、「七草がゆ」を作って、みんなで食べました。安武町の民生委員の皆さんが野菜を切ったり、一緒に歌ったりと大奮闘。子ども達はたくさんおかわりをして身も心も温まり、大満足でした。

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1月7日、安武校区コミュニティセンターにて「安武子ども食堂」が開催されました。この日は、七草がゆの日。宮城県大川市の被災地から毎年送っていただいている「せり」と、地元の安武町で採れた「ダイコン」「カブ」、「ハクサイ」、「春菊」、「カツオ菜」「ほうれん草」の七草でおかゆを作りました。調理室で、野菜をていねいに切っていただいたのは、民生委員の10名の方々です。

 

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11時30分、子どもたちが揃うと、テーブルに「七草がゆ」を出しました。

まず、その由来を説明。一年の無病息災を願っていただく日本の行事食であること、さらにはお正月のごちそうを食べて、少し胃腸が疲れた1月7日にいただいて胃を休める意味もあることなどを話しました。

 

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はじめは、緑色の「七草がゆ」を見て、「ウェ」と言った子どもがいたのですが、大半の子どもは何杯もおかわりをしていましたし、結局、抵抗があった子どもも全部食べました。集団の力が良い方向に作用したようです。平均「3杯」ほど、お代わりをしたでしょうか。最高8杯!競い合って、子どもたちはお代わりをし、盛り上がりました。

それだけ食べても、おかゆなので、あとはお腹もすっきり、身も心も温まり、みんな大満足。

今日の献立は「七草がゆ」だけだから、「かわいそう」と思っていた大人の心配をよそに、質素な「七草がゆ」をおいしそうにいただいていました。

 

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それから、民生委員の皆さんと一緒に、日本の唱歌『1月1日』を歌いました。

年の始めの 例(ためし)とて
終(おわり)なき世の めでたさを
松竹(まつたけ)たてて 門ごとに
祝(いお)う今日こそ 楽しけれ

ところが、現代っ子には全く聞き覚えがないという感じで、世代のギャップにちょっと寂しさを感じたひとコマでもありました。

これからも、「安武子ども食堂」の機会を通して、世代から世代へ伝えられてきた伝承行事もしっかりと子どもたちに伝えていきたいと思います。

 

■「安武こども食堂」について

安武こども食堂は、自治会やPTAなど安武校区内の各種団体の有志の皆さんが実行委員会を立ち上げ、一昨年12月に開設。当法人は運営支援をしています。

毎月2回、近隣農家の方々より寄せられた穀物や野菜などを使ってボランティアの皆さんが調理し、小中学生を対象に100円で食事を提供。空腹を満たすためだけでなく、多世代のふれあいの場として「つながりの大切さ」を伝えたいと取り組んでいます。