社会福祉法人 拓く

10月2019

2018年度厚生労働省モデル事業 久留米10万人女子会「WeLAB46」(全校区) プロジェクトの活動報告です

 2018年度厚生労働省モデル事業 久留米10万人女子会「WeLAB46」(全校区)

 プロジェクト 活動報告

 

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DV支援者や多胎児支援団体等に呼び掛け、実行委員会を結成しました。
各小学校区25校区で、毎月ラボ会を開催(6回開催)。
自分達の住む校区で目指す地域の在り方を言葉にして旗も作成しました。
「久留米10万人女子会」「合同ラボ会」プレを含めて2回実施しました。

 

実施目的
自分なりに住んでいる地域でゆるやかなつながりを生むコミュニティづくり。
新しいコミュニティづくりのきっかけとして、年に1回の久留米女子市民が集まる女子会を開催する。
実施団体
S・ぱ~ぷるリボン(女性に対する暴力の根絶)
NO!SHくるめ(デートDVの根絶)
ツインズクラブ(多胎児支援)
メリコア(女性の好きを活かす仕事づくり)
 等
実施内容
ラボ会説明会を市内で全7回実施
市内25校区で毎月ラボ会を開催(テーマ「地域暮らしについて・わたしのことはわたしたちのこと ・こんな街になったらいいな」等)
合同ラボ会の実施
久留米10万人女子会の実施(「繋がり」を軸にステージ・ゲーム企画)

 

平島さん撮影分kopi-

 

 

2018年度 厚生労働省モデル事業 地域密着型子ども・大人センター(全校区) プロジェクトの活動報告です

 2018年度厚生労働省モデル事業 地域密着型子ども・大人センター(全校区)

 プロジェクト 活動報告

 

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赤ちゃんから大人まで、 切れ目なく地域とつながる仕組みづくりをしようと「本業+α」という地域資源の発掘をし、西原糸店・未来学舎・半田アパート・SORAの4つの拠点の「α」の部分をパンフレットによって「見える化」を行いました。

 

実施目的
赤ちゃんから大人まで切れ目なく地域とつながる仕組みづくり
実施団体
みんなのサロンSORA
西原糸店
特定非営利活動法人未来学舎
H&A APARTMENT
実施内容
地域資源の発掘と再定義(曼荼羅作成)
それぞれが出会い今後の連携の検討

 

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10月、「拓く通信」第13号を発行しました。「2018年度厚生労働省のモデル事業2年目に取り組みました」「市民の皆さんを誘って佐渡旅行」「くるめ楽衆国まつりにチャレンジ」などを掲載。ぜひご一読ください。

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「拓く通信」第13号 詳細はこちらへ  → PDF ダウンロード

 

2019年10月、「拓く通信」第13号を発行いたしました。

「拓く通信」は、障がいが重くても誰もが地域で暮らしてほしいと願い、「コミュニティづくり」に取り組む当法人の活動を、多くの皆さんに伝えるために制作した広報誌です。

年2回の発行を予定しております。

どうぞご一読ください。

 

〇配布場所

 出会いの場ポレポレ(安武町)・パン工房ポレポレ(安武町)・FOODS CAFE YUME(御井町)・惣菜処ぽれぽれ(上津町)・各グループホーム

 

 

 

 

10月1日、滋賀県東近江圏域働き・暮らし応援センター「Tekito-」センター長の野々村光子さんを講師に、全体スタッフ研修会を実施しました。講演テーマは、「10年後の彼を見つめた就労支援 〜未来への下ごしらえ〜」。「働きもん」の物語の一つひとつを心に留めて、明日からの実践に役立ててまいります。

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10月1日(火)16時30分より、出会いの場ポレポレにて全体スタッフ研修会を実施しました。

滋賀県にある東近江域働き・暮らし応援センター「Tekito-」は、障がいのある人や引きこもりの人を貴重な地域の担い手として掘り起こし、「働く」ことにこだわった取り組みを実践されています。

今回、講師としてお招きした野々村光子さんは、2014年度総務大臣表彰「ふるさとづくり大賞」を受賞。各地の講演会でも活躍されています。

当日は、法人のスタッフを始めとして、地元企業や大牟田市行政の皆様が参加され、「働くことは単なる作業ではなく、生きる力を育むステージ」と熱く語る野々村さんのお話に聞き入っておられました。

 

 2006年に同センターを立ち上げた野々村さんは、「働きたい」とそこにやって来る彼らを「働きもん」と呼びます。彼らの引きこもり平均年数は25年。しかし、「彼らの引きこもっていた時間を否定するのではなく、『あなたはカッコイイ』とすごい点を発見することから」と捉え直し、「明日、明後日ではなく、10年後に働いていることを応援したい」と語ります。そして、多くの働きもんたちを「地域に帰していこう」と駆け廻り、当初は10社程度だった企業との付き合いも今では約700社となり、企業も地域も変わりつつあるとのことでした。

 

最後に、この仕事の「原点」として披露されたのが、給料を「500円硬貨」に全て両替して大量に持ち歩く「働きもん」の物語。通勤の際、その重さで腰が曲がった姿を見かねて、事業主と野々村さんが「全部を両替しなくても、お金のキングは1万円札なのだから」と諭しても、ご本人は「大丈夫。500円がいい」と。後日談で、母の入院先に見舞いで通うバス代と花代できっかり500円なのだと知り、「500円硬貨に至るまで。そこに彼の物語があると分かりました。うまいこといかん人の人生をみられる、この仕事はいいなと思っています」と講演を締め括りました。 

 

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参加したスタッフの感想を紹介します。

 

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「働きたい」を現実に向けての取り組みとして、すぐに雇用という形からではなく見学からスタートさせてくれる企業の方へアプローチし、就労につなげていく取り組みや「働きたい」という人と地域の中の課題・困りごとを繋げた取り組み、「働きたい」の奥にあるものを見つめた支援、その言葉の裏には何があるのかと考え一緒に応援していくなど、全ては利用者の方のために全力でぶつかって受け止め取り組んでおられる姿勢にはとてもパワーと愛を感じました。

この研修会を受け、私たちはどのように向き合い、どのような支援を行っていけばいいのか、再度見つめなおし前向きに取り組んでいきたいと思います。 (出会いの場ポレポレ 野上 真紀子)

 

福祉の仕事は未経験で入社し、右も左もわからずに利用者さんに対しての接し方などいろいろ悩むことありますが、「未経験こそ武器になるから、分からないことは利用者さんに聞くといい!」という言葉を聞いて背中を押されたような気がしました。利用者さんにとって働くということがやりがい・生きがいになるように少しでも手助けできたらいいと思いました。 (「出会いの場ポレポレ」スタッフ)

 

「ゆとりが大事」。その言葉を聞いて自分自身を振り返りました。 (「出会いの場ポレポレ」スタッフ)

 

かっこよく働くこと、仕事の目的意識を高く持つという原点に立ち返ることができました。人手不足と嘆かず、個性を生かす工夫をし、今後に繋げていきたいと思いました。 (「夢工房」スタッフ)

 

自分が生きてきた中での常識で物事を判断してきましたが、こんな見方・こんな考え方を出してもいいんだと、ある意味ほっとしました。誰にでもその人の得意があり、それを見つけ「働く」に繋げればと思いました。 (「夢工房」スタッフ)

 

野々村さんが人のいいところを楽しそうに話をされていて、とても前向きに仕事をされてすばらしいなぁと思いました。その人のもっといいところを見て、前向きな取り組みをしていこうと思いました。(「GH」スタッフ)

 

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10月1日発行の第332号「シャイニング」を発行しました。「夏の恒例バーベキュー会」や「鍋島ブリヂストンプールスポーツ大会」「楽しい、おいしい夏まつり」の活動報告を掲載しています。ぜひご覧ください。

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シャイニング10月1日号 №332 詳細は こちらへ →

 

当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。

それ以来発行を続け、今回の10月1日号で通巻332号になりました。

現在は、主に出会いの場ポレポレ、惣菜処ぽれぽれ、夢工房、グループホームを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。

発行は月1回を予定しています。

ぜひご覧ください。