お知らせ (インフォメーション)

6月 韓国の皆さんが施設見学に来られました お礼状も届きました

6月、韓国のハンマウム学園の皆さんが職員研修として出会いの場ポレポレに来られました。

ハンマウム学園は、釜山金海市にある知的障害児(者)の施設です。

今回、前半17名、後半18名の皆さんと交流し、互いに研鑽を深めることができました。

早速、お礼状をいただきましたので、ご紹介します。

 

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でお目にかかる日をお待ちしております

 

ハンマウム学園 園長 金 淑伊さん 

去る6月、2度にわたって、日本研修の際に大変お世話になりまして、誠に有り難く存じます。

施設見学時に長い時間にわたりご説明いただきまして、また、質問へのご親切なお答えは勿論のこと、詳しい施設見学までさせていただきまして誠にたくさんの勉強になりました。

地域社会とともに生きるために努力していらっしゃる出会いの場ポレポレの実践の姿、さらに国の制度の先を見据え、実践されていく馬場常務理事のリーダーシップに深い感銘を受けました。

我が職員たちに良い刺激とヒーリングになる時間でした。

 

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ここで簡単に、見学の感想を、職員たちの研修評価書から抜粋してお送りいたします。

 

施設見の感想と見習う点について

 

 允正さん

これから我がハンマウム学園が行くべき方向が、”ポレポレ”の姿ではないか?と思っています。

寮のような生活施設ではなく、デイサービスセンターの役割を果たしながら、大規模な施設ではない家庭のようなグループホームを細分化し、衣食住を解決して、一般人が職場生活をするように職業リハビリセンターで働きながら定期的に賃金を受け、堂々とした生活が営めるようにすること!我より一歩進んでいると感じます。

 

1.多数の人が一致した意見を出すためにお互い気を配りながら意見を調整して協力していく彼らの意思疏通。

2.制度に先立って進めていく彼らの挑戦精神

3.地域社会にお世話になるだけではなく、世話もする循環の理念

4.パート職員の活用によるスタッフ確保。軽度3~4名に1人、重度1~2名に1人のスタッフの配置と、パート職員たちの役割の細分化。

5.重度の利用者が安定的な様子で作業する姿。

6.最低賃金を重度の利用者も受けられること。

7.地域社会とのスムーズな連携による出勤(退勤)時タクシー活用。

 

 

 榮京さん

1.日本の優秀な色んな点に配慮し、人に迷惑をかけないようにする国民性、よく整っている法制度、施行になるとよく守られる法規則、障害者にたいする理解、先進化した市民意識と市民文化、経済力を基にした外交と国の威信、自国民を最優先する政府組織、世界から信頼されるようにしたブランド化の底力!!

すべてのものが見習うべきもの。うらやましがるだけではなく、一つでも学び自分のものにすべきだと思いました。

2.二組に分かれて行われた職員研修だが、すべての職員がこのような研修機会をもって、眼目を高め、時代に先立っていく社会福祉機関の一員としての役割について、もう一度考えてみられる、また、お互いの交流をもっと深くすることができた、いい機会だったと思います。

3.この研修を通し、たとえ些細なことでも質問して聞いてみること、また、体験してみることがとても重要なことであることがわかりました。

研修始めの些細な部分はもちろん、障害者サービスと時代的変化及び流れ、今後準備すべきものである障害者福祉施設の職員としての役割などなど、たくさんのことを職員たちが学んだと思います。

 

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