お知らせ (インフォメーション)
熊本地震支援のご報告⑩ 5月27日 熊本県益城町でのボランティア活動と避難所の視察を行い、西原村に支援物資をお届けしました。ガレキの撤去、支援物資の仕分け…。まだまだ人的支援が必要です。
5月27日(木)、拓くの職員5名で、熊本県益城町でのボランティア活動、避難所の視察を行い、さらに西原村の障害者自立支援センター「にしはらたんぽぽハウス」さんに支援物資をお届けしました。
「にしはらたんぽぽハウス」さんには、(一社)筑後中小企業経営者協会様を通して会員の皆様に呼びかけていただき、株式会社栄電舎様、株式会社MGMコーポレーション様、有限会社三喜・ダスキン巨峰様より夏物の洋服や下着、タオル、カレー、調味料などの支援物資をいただきましたのでお届けしました。「にしはらたんぽぽハウス」さんを通して、村内の支援活動のために活用される予定です。ご協力を有難うございました。
朝、久留米を出発し、益城町に近づくと高速道路から被災した家が確認できました。
益城空港IC出口付近の5キロの渋滞を経て、9時頃益城町のボランティアセンターに到着。駐車場は前日の雨でぬかるんでおり、係りの方が整地に追われながら誘導されていました。
職員5名のそれぞれの報告については下記の通りです。
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私は2回目の被災地入りとなりました。今回、震災から1ヵ月が経過した現地の状況を確認し、もし自分たちの地域で、同様な事態が起きた場合、「今、すべきことは何か」という視点でボランティアに行かせていただきました。
支援物資は届いていますが、場所によって差があること。それを振り分ける大変さがあります。
体育館での個室の作り方、段ボールベッドの活用、ボランティアセンターの運営方法、簡易シャワーの設置方法など、東北大震災の教訓を活かしてずいぶんと進化していると思いました。
今回の熊本地震の経験を通して、さらに改善されていくと思いますが、人的支援が必要なことに変わりはありません。もしも、久留米の地で地震が起きたら…法人として、どう取り組むべきか想定していくためにも被災地支援を続け、学んでいきたいと思います。
(統括本部長 北岡 さとみ)
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今回は、被害が集中している益城町へ行く機会を得ることができました。二度も震度7が起こり、「その恐怖は味わった者でしか分からない」「寝ていたら、揺れでベッドから床に落ちてしまった」と、もう住めなくなった家の前でおばあさんが話されていました。
目の前のブロック塀や家具などは、ボランティアの力で片付いていくのですが、これからの暮らしへの不安は途方もないことでしょう。
何度も足を運んだ「にしはらたんぽぽハウスさん」へも支援物資をお届けしました。事業所として、徐々に利用者さんの作業も行われているそうです。各地からの支援物資を預かったり、食事の提供を安価で行ったりと、まさに地域の拠りどころとなっています。ですが、非日常と日常が混ざりながらの生活は利用者さんを始め、誰もがしんどいことだと思います。ゆっくりでも、足を一歩前に進められるよう応援を続けられたらと思います。 (サービス管理責任者 上村 千尋)
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私たちは益城町のボランティアセンターにて個人宅のガレキの撤去を希望し、熊本の八代市から来られた方と一緒に向かいました。場所は被害の大きな益城町役場近くの寺迫という地区にあり、危険宅と判定された赤紙が貼られた家が並び悲惨な状況でした。
作業自体は簡単なもので時間もさほどかかりませんでしたが、依頼者の方にとても感謝していただきました。一緒にボランティアに参加された方は、宇土や宇城でもボランティアに参加されており、近い場所でNPO法人と社協がボランティアセンターをそれぞれ運営しておられる中、やり方の違いや対応に不満が出ていることもあったと話されていました。全体的に統率する難しさを感じました。
ガレキの撤去作業を終え、周辺を見て回りました。墓地はひっくり返されたようにぐちゃぐちゃになっていたり、行き場のないガレキが残っていたりと復興までに必要なことが多いと感じました。
次に、震災後から当法人が支援を続けている西原村の「にしはらたんぽぽハウス」さんへ新たな支援物資を届けてきました。生産活動を再開されており、ドレッシングや味噌を作られている最中でした。施設長の上村さんにお会いして色々お話を聞かせていただきました。そして、11月6日に当法人が開催する「ポレポレ祭り」においでいただくようご案内をさせていただき、快く承知していただきました。久留米市に足を運び楽しんでいただき、少しでも元気になっていただければと思います。(主任 前田 力哉)
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自分に出来ることはあるだろうかと不安でしたが、まだまだ人的な支援が必要であることが十分に分かりました。また、足を運びたいと思います。 (職員 森田さかえ)
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初めて被災地にボランティアに行かせていただきました。高速道路で熊本へ。熊本益城インターを過ぎ益城町の中の方に入ると崩れている家が見渡す限りにあるので衝撃を受けました。
現地では、ガレキを軽トラに積む作業をさせていただき、6~7人での作業でしたのですぐに作業は終わりました。しかしこの作業を1人でされている方もいらっしゃると思うと、地震から1ヵ月以上経った今もまだまだ人手が足りていない現状があるのだと感じました。
私たちが今すぐ出来ることは何なのか、それを考え日々過ごしていきたいと思いました。
(職員 碇 翔南子)
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