お知らせ (インフォメーション)
2016年1月1日、『あたりまえに地域で暮らしたい』を刊行しました。私たちの歩みと活動をまとめた本です。頒布ご希望の方には、予約販売をいたします。
この本は、1980年代より、重度の知的障がい児の保護者と教員が仲間となり、
「障がいが重くても、慣れ親しんだ地域であたりまえに暮らしたい」の願いのもと、
地域に飛び出して、多くの仲間、支援者で地域をつくっていった物語です。
登場するのは、わが子をどう育ててよいか模索しつつ、「人」とつながろうとする保護者。
葛藤を抱えた保護者を時には叱咤激励しながら、長年、共に歩んできた教員。
そして、「私が何か役に立てたら」と手をさし出す地域の皆さん。
そのような人々の語る一言一句は、誰もが人生の途上で立ち止まらざるをえない時、
勇気を出して誰かとつながり、一歩を踏み出すことの大切さを教えています。
保護者と教員で、社会福祉法人を立ち上げて15年。
超少子高齢社会を迎え、次なる願いは「障がい者も高齢者も若者も、誰もがあたりまえに暮らせる地域づくり」。地域づくりに取り組む方々にも読んでいただきたい一冊です。
■概要
題名 『あたりまえに地域で暮らしたい』 発行日 2016年1月1日
体裁 B5判変形・52頁 発行部数 300部 発行 社会福祉法人拓く 協力 ポレポレ倶楽部
※頒布ご希望の場合 定価1,000円(税込)で販売いたします。
詳細はお問い合わせください。
■お問合せ・頒布申込先
社会福祉法人 拓く 〒830‐0032 福岡県久留米市安武町武島468-2 TEL 0942‐27‐2039
■内容詳細
第1章 「拓く」は、特別支援学校の保護者と教員有志の願いから生まれた。
1 保護者と教員。特別支援学校で出会い、仲間になった。
2 特別支援学校から地域の学校へ帰ろう。共生教育を進めた。
3 久留米市立江南中学校3年5組 西村純子さんとみんなの「35人36脚」
第2章 法人化へ。共に生きる場を拓く会
1 保護者も教員も学びつづける
2 多くの支援者を集めた
3 安武町の皆さんと知り合った
第3章 新しい出会いを求めた
1 精神医療関係者の門を叩いた
2 タイムケア 友人知人、住民と手をつないだ。
第4章 グループホームで暮らそう 地域の人ともっとつながりたい
1 グループホームがいいと保護者が決めた。まずは無認可から。
2 支援者と協働で開いたグループホーム「三原さん家」
3 わが子を学校に、地域に託した。今度は、私たちが地域の役に立てたら。
第5章 新たな力が輝きはじめる
力を合わせて、次の時代を切り拓く 他