社会福祉法人 拓く

4月1日号の「シャイニング」を発行しました。理事長新年度挨拶や日中支援活動の取り組み、地域支援課、地域生活支援課による取り組みの記事などを掲載しています。ぜひご覧ください。

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07   シャイニング4月1日号 詳細はこちらへ →

 

当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。

それ以来発行を続け、今回の4月1日号で通巻307号になりました。

現在は、主に出会いの場ポレポレ、惣菜処ぽれぽれ、夢工房、グループホームを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。

発行は月1回を予定しています。

各事業所には掲示をさせていただいています。

お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

3月15日、第8号「拓く通信」を発行しました。「周りの人に目を向けて、助け合い!」や久留米市障害者基幹相談支援センター報告、「パン・お弁当・クッキーで地域づくり」などを掲載しています。ぜひご一読ください!

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拓く通信第8号 詳細は こちらへ →

 

「拓く通信」は、年に4回(予定 4月・7月・11月・2月)、「地域に居場所を拓く」「誰でもがどんな状態になってもこの町で暮らす」という思いを込めて発行しております。

今回、第8号・春号として、3月15日号を発行いたしました。

 

〇配布場所

出会いの場ポレポレ(安武町)・パン工房ポレポレ(安武町)・FOODS CAFE YUME(御井町)・惣菜処ぽれぽれ(上津町)・各グループホームなど

 

 

『パン工房ポレポレ』『惣菜処ぽれぽれ』『夢工房』にて、月毎や季節のおすすめチラシをご用意しています。パン・お弁当・クッキーで地域の人とつながりたい!ご来店ください!お待ちしています!

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 ⇑ それぞれのチラシをクリックすると拡大します

 

『パン工房ポレポレ』『惣菜処ぽれぽれ』『夢工房』にて、月毎や季節のおすすめチラシをご用意しています。

最新の情報は、各店舗に問い合わせください。

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『パン工房ポレポレ』は、昨年4月から工賃をアップしたいという思いで、学校や企業、保育園などに500円パンセットの企画販売を実施し、今では100件を超える販売先にパンをお届けすることができるようになりました。各場所に配達することで、今まで伺ったことのない幼稚園や保育園の皆さんと出会い、ポレポレのことを知ってもらう機会となり、新しい繋がりができてきました。これからもこの繋がりを大事にして、おいしいパンを届けられるように頑張っていきたいと思います。  (出会いの場ポレポレ 小川 真太朗)

 

『惣菜処ぽれぽれ』は上津エフコープ店内にあり、お弁当の製造販売や配食、ケータリングなどをしています。お弁当の配達先やご来店されたお客様から、直接「おいしかったけん!また頼んだよ」「○○さんがぽれぽれはいいよと言われたけん、頼んだよ!」「手作りで美味しい」とほめてくださることがあります。もちろん、時折、厳しいお言葉もありますが、これからも、上津の皆さんや久留米に必要とされる店作りを行い、お弁当、お惣菜を通して皆さんと繋がりお役に立てるように頑張っていきます!  (惣菜処ぽれぽれ 山下 剛)

 

『夢工房』が御井町でクッキーとバナナケーキを作り、販売を始めて28年。試作試食を繰り返してできたクッキー、バナナケーキは地域等のイベントでの販売だけではなく、市内の学校給食や遠足、入学・卒業祝い用菓子に、また隣接している久留米大学の進物用菓子セットとしてもたくさん利用していただいています。また毎年、御井小学校の4年生によるクッキー作業室の見学会や11月の御井フェスタで販売と交流も実施。今、新しい商品も開発しているところです。私たちの願いは、これからも利用者の皆さんが地域の中でお菓子作りやカフェの仕事ができること。たくさん注文をいただき利用者さんのやる気に、さらには工賃アップに繋いでいけるよう全員で作りつづけたいと思います。 (夢工房 山本 眞理子)

 

安武野菜づくり仲よし会の野間口保之さんより、昨年12月に開催した「年末大売り出し(暮の市)」について、寄稿をいただきました。この催事で町の皆さんに生きがいと笑顔を生み出していただきました。皆さん、有難うございました。

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安武町の中心部に「元JAそら豆直売所」があります。平成28年度は、売上の減少からいろいろな問題が生じ、8月から休業していました。私としては、安武の農産物を直接地元の皆さんに利用していただくただ一つの場所なので、何とか開業出来ないかと思っていました。

そこで、今まで運営していた生産者の皆さんと話し合いをしました。しかし、生産者の高齢化や商品のバラエティーのなさ、販売及び経理事務をする人材がいない等々で継続出来ませんでした。それまでは毎年、年末になるとお祭りのような年末用品の大売出しをしていましたので、町の皆さんから「今年は、売り出しはせんとね?」との声をいただきましたが、やらないつもりでした。

ところが12月に入り、突然!安武の町づくりメンバーの若い二人の女性から「町の活性化の為に大売りをやりましょう」との申し出がありました。この提案にも渋る私でしたが、「何が問題かを抽出して出来ないところを町中の人に呼び掛けて協力者を募りましょう」と。

集まった協力者は、コミュニティーセンター・出会いの場ポレポレ・福寿会(安武町の老人会)・安武町の活性化協力隊、PTAを通して呼びかけた学生さん等でした。

話がまとまったのは12月中旬でしたが、皆さんはとても協力的で仕事の分担が次々と決まりました。

広報はコミュニティーセンターより自治会長会にお願いしました。

出会いの場ポレポレの皆さんには、経理、販売の仕事を受け持っていただきました。

会場は寒いので、「来場者に豚汁を無料でふるまおう」と福寿会・町の活性化協力隊が申し出てくださいました。

 

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さて、いよいよ12月29日、大売出し当日が来ました。

皆さん、昨日は準備で夜遅くまで頑張ったにもかかわらず、元気いっぱいで集合されました。そして、みんなで売出しの成功を祈りました。

お客さんは開店時間前から続々と来られ、30分もしないうちに2ヵ所のレジに長蛇の列が出来、レジ係の皆さんは慣れない仕事に大奮戦、くたくたでした。

買い物の後、お客さんは、温かいそして愛情のこもった美味しい豚汁をニコニコ顔で食し、満足して帰られました。

久し振りに町の中心地に大勢の人が集まり、活気を取り戻したこの催事は大成功でした。

 

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この催事によって、活性化した生産者の一軒の家族があります。

まさに、これが高齢者の生きがい作りになるのでは、と思い紹介します。

正月用品の中で、しめ縄・松竹梅・鏡餅飾り等はこの事に詳しい人でないと出来ません。

この催事が決まった時、しめ縄作りが一番心配でした。これを作る生産者宅へ電話したところ、息子さんから「父はデイケアに通っており出来るでしょうか?」と言われたので、2~3日して家を訪問したところ、80半ばのお父さんは「俺の出番が来た!」と張り切り、翌日からテキパキと仕事を始めてありました。

そして家族に指示して立派な商品と数量を揃えられ、当日は生き生きとして販売に来られました。

この催事で、町の皆さんに生きがいと笑顔を生み出した事に幸せを感じました。

発起人の二人の女性に感謝!!     (安武会 野間口 保之)

 

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当法人の評議員石橋裕子さんより、NPO法人ハンズオン埼玉の活動について、寄稿をいただきました。『「お客様にしない」=みんなが当事者になれる、暮らしの作り方』。地域を元気にする様々な取り組みを紹介しておられます。

当法人の評議員石橋裕子さんより、NPO法人ハンズオン埼玉の活動について寄稿をいただきました。

同法人は、「おとうさんのヤキイモタイム」などのプロジェクトを実施しながら、地域を元気にする活動を広げておられます。1月には、同法人の西川正さんを講師にお迎えし、講演会『地域をもっと元気にする「しかけ」づくり~おとうさんのヤキイモタイム~』を「出会いの場ポレポレ」で開催しました。

(当日の様子は、HPにて紹介しています こちらへ → )

 

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「お客様にしない」=みんなが当事者になれる、暮らしの作り方

 

1.おとうさんのヤキイモタイム (こどもにあたらず、火にあたる)

西川さんが暮らす埼玉県は47都道府県において、郷土愛ランキング最下位と言われています。東京の最大のベッドタウンであり、職場や学校は東京で、家は埼玉という「埼玉都民」が大量に生まれ、毎日約100万人が東京へと通勤通学しています。

その埼玉県で、人と人をつなげることに日々、ゆるく奮闘している西川さんは、2005年から「おとうさんのヤキイモタイム」という父親の子育てを応援するキャンペーンを埼玉県と協働で実施しています。毎年県内100か所以上1万人以上の親子が参加する埼玉の秋の風物詩となっているそうです。

 『一緒につくる、企画する、ドキドキするから人は仲良くなれるのです』という西川さんは、「楽しいヤキイモタイムの作り方」として3つのポイントを挙げます。

・一緒に働く

・一緒に悩む

・リスクを共に背負う。

一緒にリスクを背負ってくれる人がいたら、たとえ失敗しても後で笑ってふりかえることができます。つまり、『失敗が楽しい、失敗が笑える、失敗が人をつなぐ』ことを大事にしながら、お父さんのためのヤキイモタイムを実施しているのです。

西川さんは、「支援される」だけでは人は尊厳を保てないし、元気になれません。助けてと言えるコミュニケーションをつくるために、困りごとがおもしろいと思う事こそが人をつないでいくのだと考えています。

 

焚火のできるまち・できないまち

西川さんは、焚火ができるまちとそうでないまちがあるといいます。

住民同士の顔が見えないと何をしているのかがわからなくなり、不安を生み出していくのです。焚火の煙が来た時に、焚火をしている人を知らないと、すぐ役所に苦情の連絡がいきます。苦情を受けた役所は、禁止の看板を建てます。こうしてまちのあちこちに禁止の看板が増えていく・・・ということが起こります。

逆に、住民同士の顔が見え、互いの声を聞き、人柄を知ることで、この人たちが何をしているのかがわかると、自然に折り合いをつけることができて、焚火を許せることになるのです。

焚火のできるまちは、

・みんなで話す(何をやっているのですか?)

・みんなで決める(一緒にやりましょう)

・責任は共同で持ち役割は分担する(私も手伝います)

が根付いて行くまちなのです。

コミュニティワーク

みんなでいっしょにつくる、コミュニティワークという仕事が地域に必要です。コミュニティワーク付きの社会サービス、つまり入り口はサービスであっても、出口はコミュニティ(市民として育つこと)であることを共に考えていきたいと思うのです。支援とは一緒にその生活をつくること(市民として育つこと)であり、「ありがとう」とお互いに言える関係を作る事なのです。

そこでは、「ルールだから」ではなくコミュニケーションによる課題解決が図られます。

だから、お父さんのヤキイモタイムは、

企画の段階から参加者自身(父親・住民自身)がかかわっている。

芋、燃料などの必要な食材や資材はみんなでもちよる。

ああでもない、こうでもないといいながら、みんなが作業にかかわっている。

総じて、「よいかげん」な時間を共に過ごします。

特に子育ての中では、みんなが子育ての当事者になれるために、お互いにパートナーとなることが子育ての喜びにつながります。子育ての肩代わりでもなく、指導者でもなく、一緒に考え一緒に作ることで人がつながっていくことができるのです。私はこうしたい、そのためにはあなたの協力が必要です。一緒に考えてくれてありがとう、あなたがいてくれて本当によかった。そんな関係が生まれてくることを願って、ヤキイモタイムを続けてきました。

 

2.まずは「おもしろい!」から

園庭の難民を救え!お父さん遊園地

西川さんは、なんでもまずは、「おもしろい!」ことが大事だと考えています。

我が子の保育園時代には、会長として共同で子育てしていける関係づくりにかかわりましたが、そこでもたくさんの「おもしろい!」を生み出しました。そのひとつに、保育園の夏祭りに園庭でポツンと自分のこどもの写真をとることしかやることのないお父さんに、なにか仕事をつくろうと考え、はじまったのがその名も「お父さん遊園地」。

「人力観覧車」では、窓をきった段ボール箱を子どもにかぶせて、子どものうしろにたって、脇から体をもって、ゆっくりともちあげながらまわす。浴衣を着たお母さんが、遠巻きに壁際で見ているお父さんに近づいて、「手伝ってください」と声をかけます。お父さんは両手を出して、箱ごとこどもを抱き上げ、高く掲げ、ゆっくりおろすというまさに人力観覧車になります。これは体力腕力が必要で、数人のこどもを抱き上げ回すだけで汗だくになってしまうので、次のお父さんが人力観覧車を引き継いでいきます。実は出番を待っているお父さんは多くいて、浴衣姿のお母さんは、ひたすらお父さんに声をかけるという、お客さんをつくらない保育園の夏祭りの企画です。我が子以外のこどもを抱き上げるのも、めったにない経験となり、「重いね」とか「うちの子もこうだった」など話が弾み、お父さん同士のかかわりを生み出していきました。

小学校でもおもしろい!をちょこちょこつくる

こどもが小学生になってからも、西川さんはあちこちでおもしろいことを作りました。

大雪が降って雪が積もったら、アパートの前に雪だるまではなく、ちょっとおもしろい「ロダンの考える人」を作る西川さん。せっかくの雪だから、おやじの会に声をかけ、メンバーと学校の雪かきのお手伝いに行くのですが、雪かきだけではおもしろくないので、カマクラを作ってみたりオブジェ(風の谷のナウシカのオーム)を作ってみたりしています。

運動会では、おやじの会に声をかけて、昼休みに本部テントの前で、被り物をかぶったり、着ぐるみをきたり。そんなかけっこを企画します。入学式には顔出しフレームをつくって、「小学校へようこそ」の気持ちをこめて、記念写真のシャッターを押すことで、人と人とをつなげていきます。こんなことをPTAやおやじの会で、ゆるくおもしろく楽しんでいるのです。

 

3.暮らしの中に「ありがとう」を生み出す

~誰のせいというよりも、「私たちの暮らし方」の問題として考えるために~

 

サービス社会の先には、消費者しか育たない暮らし方が待っています。例えば、保育所がサービスだとすると、そこでけがをしたこどもに手当をしてくれた先生に「なんで、けがをさせたのですか?」となっていきます。けれどみんなで作る保育園であれば、当然我が子のけがを手当てしてくれた先生には「ありがとう」と感謝の言葉がでてくるはずなのです。

こどもと公園で遊ぶイベントでのことです。

参加者をお客さんにしてしまうと、「○○ができなかった」「○○をしてくれない」と言いつけのようなことが、スタッフに持ち込まれ、かかわるスタッフが疲弊し、もうやりたくなくなりました。そこで、次からは、参加者に対して、入場する前にスタッフが、このイベントはボランティアで運営していること、みんなで楽しむイベントであることを紙芝居で伝え、会場に入ってもらいました。すると、参加者がお客さんではなくなり、自分で考えて動き始めます。後片付けも一緒に行い、たくさんの「ありがとう」が生まれました。

「なにかあったらどうするのか」を「なにかあったら一緒に考えましょう」に変えていく。

これは、関係が緊張する社会から、「ありがとう」を生み出す社会への転換です。

自分にとって損か、得かではなく、自分のせいにされないかに怯えることなく、そこにいる人で遊び、そこにいる人で一番面白くすることを考えていくことそのものが面白いのです。

 

他にも西川さんは、七輪を囲んでいろいろ焼いて楽しむ「七輪の侍」(ちょんまげを被って、もっとおもしろがる)や会議参加者が犬の被り物かぶって、発言の語尾は必ず「○○○わん!」というようなゆるやかな場をまちのあちこちに生み出してきました。これからも近所の人と焚火や七輪を囲んで、ゆっくりとおしゃべりができる。そんな時間を取り戻していきたいものです。

                (出会いの場ポレポレ評議員 石橋裕子)

 

NPO法人ハンズオン埼玉について こちらへ →

 

1月20日に奈良県の障害者福祉作業所「ひまわりの家」を視察し、21日に「暮らしネットフォーラム2~廣瀬明彦氏を囲んで~」に参加しました。全国の福祉の仕事に携わる30代、40代、50代、そして60代が混ざり合って学びました。明日からの実践に活かしていきたいと思います。

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1月20日、奈良県磯城郡三宅町の生活介護「ひまわりの家」に行きました。

「ひまわりの家」は、1992年、三宅小学校の先生たちが「障害児が小学校を卒業した時に、行くことのできる場所をつくりたい」と考え、小学校の中のプレハブで生まれました。現在は、社会福祉法人「ひまわり」が設立され、障害者作業所やグループホームなども運営されています。

そして、知的障害者の権利擁護活動を支えようと「ピープルファーストジャパン」の事務局も務めておられます。「ピープルファースト」とは、1973年、アメリカのオレゴン州で始まり、「自分たちのことは、自分たちで決める。親や職員が決めるのではない」との考えで展開している当事者運動です。

この日は、その事務局長を務める中村清司さんやピープルファーストジャパンの支援者の吉田裕子さんにピープルファーストの活動状況についてお話をお聴きしました。

また、施設長の喜多学志(きたひさし)さんや常務理事の渡邉哲久さんと、「ひまわりの家」の設立の経過や現在も尚、「障害者の人権」にこだわった取り組みについてお話をお聴きしました。

夜は廣瀬朋さん(廣瀬明彦さんのご子息)に宇多から出てきていただき、喜多さんと中村さんと私、年代も立場もバラバラの人で楽しく情報交換をしました。

 

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生活介護・就労継続支援B型ほどらいこ

 

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翌日の21日、奈良県暮らしを支えるネットワーク主催の「暮らしネットフォーラム2~廣瀬明彦氏を囲んで~」に参加しました。今回のテーマは『希望はある。人間、生きとるんやから』。

京都相楽福祉会 常務理事の廣瀬明彦さんは、知的障害者の地域支援の点で名の知れた方でした。当法人も職員と共に何度も足を運び、お話をお聞きしました。

2013年1月29日に亡くなられて4年が経ちます。

現在、息子さんの廣瀬朋さんを中心に、奈良県で実行委員会が結成され、廣瀬明彦さんのことを想いながら学習会や年に1回のフォーラム開催が実施されています。

今年は第2回目。懐かしいメンバーともお会いできるということで伺いました。

 

当日は4人の登壇者が長時間、様々な角度からお話されました。

印象に残った発言をここでご紹介します。

 

◆講演『私の生きざし 地域生活移行から福島支援』 
講師の山田優さんは愛知県知多市で、相談支援のコーディネーターの走りを務め、それから長野県西駒郷地域支援センター長等を経て、福島県被災地における障害福祉サービス基盤整備事業アドバイザー派遣事務局総括コーディネーターを務めておられます。

 

「『寄り添う』より、『伴走』がしっくりくる。

 『丁寧に聴けているのか』『じっと待つ支援』、つまり、

 ・あなたの気づきが湧きだす ⇒ 意思形成

 ・つたえようと表現する ⇒ 意思表明

 ・迷いながら決定した ⇒ 意思決定

 その『意思形成』⇒『意思表明』⇒『意思決定』をじっくり待つということだろう」

 

◆シンポジウム『希望を持って歩む。”私”はどうする?』
〇コーディネーター おおさか地域生活支援ネットワーク 理事長 北野誠一さん

 「地域の生活主体者として生きることは、そのようなリスクを背負って生きることである。それ故に、その人生をできる限り、豊かで面白いものにしていこうとする、本人と支援者のコラボレーションが生まれてくるのであり、そもそも本人が選んだリスキーな選択がなければ、本人の主体的な生きざまをサパートできない」

 

〇シンポジスト 西宮市社会福祉協議会 常務理事 清水明彦さん
「本人と支援者と、そして市民(3者)が、お互いの存在の価値を心底から実感し合いながら、共生社会実現にむけて共に進める相互の支援の総体としての『本人中心支援』をする」

 

〇シンポジスト 寝屋川市民たすけあいの会 事務局長 冨田昌吾さん

「社会保障、社会福祉に限っては、もう国はクリエイティブに考えことができるような状況でないような気がする。21世紀になり、社会福祉施策はなくなり、『公的扶助』と『社会保障』という政策的なコンセプトが、金銭面、そして対人援助サービスを市場から購入するやり方にかわってきた。今後、生産年齢の減少により、そのことは持続不可能となる。それなのに、コミュニティもなく、家族の支え合いもないという深刻な地方、地域の貧困化現象。実践では、うんざりするような『○○障害』の××とこまめに診断項目があるのに、対応する専門性がない。診断主義的なアプローチが山盛りになり、変な医療モデルばかりになっている。こんな『見えない○○』を『見える化』するのではなく、誰もさりげなく手を添えることがどんなに大切なことか。相談支援が事業化されて良いことがあったのか。チームでやったら無責任になっているのではないか?」

 

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4人の登壇者の年齢は、私と同じ60歳過ぎ。障害者が地域から排除されないように、また、支援をする場合に自分の差別性を問うてきた年代です。仕事というより、ライフワーク、また、障害者問題を通して社会を変えようと。

今回、会場に足を運んだ皆さんは、主に30代、40代、50代。「障害者差別」や「運動」という言葉がしっくりしない若い世代が聴いてどう感じたのでしょうか。いずれにせよ、私たち世代が運動を進めるときは仲間もいましたし、応援者もいっぱいで、孤独を感じることが少なかったように思います。

なかなか「つるまない」若い人たち、これから何をやるにしても仲間がいたらどんな心強いだろうと思います。そんな中、この会場にいた京都、奈良の若者たちは悩みながらも仲間づくりが進んでいるように思えました。   (常務理事 馬場 篤子)

 

 

11月24日、久留米市職員研修にて、馬場篤子常務理事が講師を務めました。演題は『共生教育から共生社会へ~行政が後押ししてくれたからこそ~』。職員の皆さんに、協働作業をして苦楽を共にしましょう、という思いをお伝えすることができました。誠に有難うございました。

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11月24日(木)、14時より久留米市役所くるみホールにて実施された久留米市職員研修に、当法人の馬場篤子常務理事が講師として招へいされ、『共生教育から共生社会へ~行政が後押ししてくれたからこそ~』について講演を行いました。

当日は、健康福祉部、子ども未来部、教育部、社会福祉協議会の職員の皆さん、約40名が参加。当法人設立の原点である1980年代の統合教育の取り組みから、無認可共同作業所、生きる場づくり、そして、現在の安武町における地域づくりまでをビデオやパワーポイントを使いながらお話し、「与えられるものでもなく、してもらうものでもなく、やっちゃおう」という思い、「協働作業をして苦楽を共にしましょう。行政の皆さんが後押しをしてくだされば、必ずうまくいく」という願いをお伝えすることができました。

意見交換の時間では、「障害者を支援する事業を継続することの大変さとは?」「障害者を巻き込んだ地域づくり、何から始めたらよいのか?」など真剣な質問が出され、職員の皆さんはじっくりと聴き入っておられました。

今回、久留米市役所の皆様に、このような機会をいただき、心より感謝申し上げます。

 

後日、実施された職員研修のアンケートより、参加された皆さんの声をいくつかご紹介します。

 

・今、世の中の色々な課題に対して、地域の役割が問われていると思います。昔に比べると確かに、地域でつながるといった機会も意識もなくなりつつあると感じます。そのような中での御活躍について本当に先駆者として賞賛に値すると思います。

・地域づくりをキーワードに障害者、子ども、高齢者など世代を超えた人のつながりによって、誰もが当たり前に教育・仕事ができるような取り組みが必要であることを学びました。

・長年、行政と付き合いながら公益活動を主体的に行ってきた方の率直な意見を聞くことができました。

・当事者意識を持つことの大切さが(少しではあるが)分かりました。

・行政職員に対し「あつい実践家であれ」の言葉に感銘を受けました。あきらめずに混ざり合う→心に留めて仕事・生活の中にて実践します。職員に伝えていきます。

・コミュニティの課題は、市の業務を通じてまた自分の地域でも実感はあります。公私ともにできることを考えていきたいとあらためて感じました。

 

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1月17日、恒例の「ポレポレ倶楽部 新年会」を開催しました。

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1月17日、今年も賑やかに、新年会が出会いの場ポレポレにて開かれました。

安武地区はもちろん御井校区からも駆けつけていただき、ポレポレ保護者、スタッフ等々70名近い方々のご参加でした。

新春に相応しくお琴の演奏で始まり、温かい料理と飲み物で団らんの後は楽しい出し物や歌で大いに盛り上がりました。今年も地域の方々と共に協力しながら行事や楽しい企画に取り組んでいきたいと思います。宜しくお願いします。   (ポレポレ倶楽部 会長 髙田次雄)

 

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 ※ポレポレ倶楽部 詳しくは こちらへ →

出会いの場ポレポレの後援会です。

2001年に障がい者やその保護者、教員、 福祉に関心を持つ人たちが立ち上げ、障がいを持つ人も持たない人も共に地域で暮らせる街づくりを目指して活動を続けています。

 

1月11日から1月15日まで、福岡三越にて開催された「第4回福岡県まごころ製品大規模販売会」に出店しました。4年連続の出店を重ね、お客様に買っていただけるようなブースレイアウトやラッピングに挑戦中。ご来場いただきました皆様、有難うございました。

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1月11日(水)~15日(日)、第4回福岡県「まごころ製品大規模販売会」が福岡三越で開催され、当法人も4年連続の出店をしました。

今年で4回目を迎える販売会は、県内57施設、震災支援として熊本を含む23施設が出店し、パンやお菓子、食品加工品、木工製品・雑貨など約50,000点の商品が並んでいました。

当ブースでは、「ふわとろっプリン」「バナナケーキ」「夢クッキー」などを販売しました。

1日目に購入し、美味しかったからと期間中に3回も足を運んでいただいたお客様、毎年この販売会を楽しみにして購入されるお客様など、たくさんの方々に来ていただきました。

初めて出店した時は、商品のラッピングもブースレイアウトも思うようにいかず他店に追い付いていない状況でしたが、出店を重ねるごとに、このままでは売れないと思い、売れるようなレイアウト方法やカラフルなラッピングなどを考えていき、販売技術も少しずつですが前に進み始めていると思います。

これも「まごころ製品大規模販売会」への出店を通じて実感したこと。今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。

 

福岡県「まごころ製品」

福岡県では、障がい者施設で働く障がい者の皆さんが、心をこめて作るパンやお菓子、縫製品、木工品等の製品、印刷、清掃、除草、クリーニング等のサービスを総称して「まごころ製品」と名づけ、障がい者の皆さんの収入向上と社会参加の実現を目指し取り組んでいます。

 

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安武そら豆復興作戦レポート⑩ 1月、冬越し中!花が咲いたよ。小さなサヤも見つけたよ。ぐんぐん育て、安武そら豆。4月中旬の収穫、販売が楽しみです。

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1月21日、晴れ渡る青空の下、出会いの場ポレポレの畑を訪れると、安武そら豆はすくすくと育っていました。

冬越しのために張ったビニールトンネルの中はどうなっているかな。

安武そら豆は青々とした葉を広げ、愛らしい花をつけ、太い茎でシャキッと背を伸ばしていました。

 

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そら豆の花はパンダのような姿で愛らしいです。

担当者は作業の手を休めてこう話しました。

「昨年より花が早いです。やはり、保温と霜よけのために、ビニールの上にパオパオという不織布を二重に張ったのが良かったです」

そして、「ここを見てください。サヤができています」とにっこり。

 

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先に咲いていたそら豆の花は枯れ始め、自家受粉に成功した花には小さなサヤができています。

これからサヤが大きくなっていくには、豊富な日照と水分が必要となります。

 

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安武小学校の3年・4年生、安武保育園・天心幼稚園の皆さんが定植した畑の安武そら豆も順調に育っています。楽しみですね。

 

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 今後も、追肥、横紐張りなどの作業を重ねていきます。

収穫は4月中旬の予定。

毎年、大勢の皆さんが、当法人のそら豆を楽しみにしておられます。

2月、3月と、成長が楽しみです。

 

これまでの「安武そら豆復興作戦レポート」は こちらへ →

 

 

「安武そら豆」について

 安武の町のために、久留米のためにー。子どものために、みんなのためにー。

 

久留米市安武町は、大河・筑後川がもたらす肥沃な土壌、豊かな自然に恵まれ、昔から農業が盛んな町です。中でもそら豆の名産地でした。

昔、安武の農家の人はそら豆をたくさん育てて、現金収入のために久留米の町中に売りに行っていました。「どこの人ね?」と聞かれて、「安武から来た」「ほんなら、これは安武豆たい」と評判に。町中の人は、5月頃になると安武町の豆売りを楽しみに待っていたそうです。

安武そら豆の特徴は、大粒でつやつや、ホクホク。

現在、市場に出荷する農家は数軒です。

そこで、2011年より当法人は、「農業振興にお役に立ちたい」と地域の皆様のご協力をいただきながら、「安武そら豆復興作戦」を実施しています。

以来、少しずつ作付面積を広げ、2016年4月、まずは「安武そら豆のおいしさ」を知っていただこうと「第1回安武そら豆祭り・子ども祭り」を開催。10月には、地域の園児や小学生が安武そら豆を植える「定植体験会」を開催しました。

今後も、「安武そら豆」を地域振興につなげ、子ども達や地域の皆さんが自分達の町を誇れるよう、力を合わせて安武町の魅力を発信していきたいと思います。

 

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