社会福祉法人 拓く

9月3日、「焼肉の大昌園」様に御招待いただき、焼き肉を食べに行きました。「出会いの場ポレポレ」「夢工房」「惣菜処ぽれぽれ」の3事業所総勢87名による外食。「焼肉の大昌園」の皆様、誠に有難うございました。

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9月3日(土)、「有限会社 丸昌 焼肉の大昌園」様よりご招待いただき、上津店に「出会いの場ポレポレ」「夢工房」「惣菜処ぽれぽれ」の3事業所総勢87名で焼肉を食べに行くことができました。

これは、「有限会社 丸昌 焼肉の大昌園」様が、8月29日を「ヤキニクの日」と題して、毎年8月に全国焼肉協会が主催する「全国ヤキニク祭り、ヤキニクボランティア」に参加。平成5年より地域の皆様と障害者の方々との交流、まちづくりの一環として地域の社会福祉施設の方々を招待されています。昨年までに計23回、述べ3,780名を招待されており、今年度は社会福祉法人拓くにお声をかけていただきました。

行くことが決まってからは、みんなで「楽しみだね!」「どんなお肉がでるのかな?」「朝ごはんは減らして行かなきゃ!」と待ちきれない日々を過ごし、いよいよ当日!時間よりも早く着いた私たちに、店長さんは「ようこそおいでくださいました」と丁寧にご挨拶いただき、店員さん達も「いらっしゃいませ」と優しい笑顔と元気な挨拶で迎えてくださいました。

テーブルの上にはたくさんのお肉や野菜、ご飯にスープが並んでいて、みんな一気にテンションアップ!!楽しい時間はあっという間に過ぎました。

利用者さんからは「おいしかった」「楽しかった」という言葉だけでなく「自分たちもあのような接客ができるようになりたい」という言葉も聞かれ、大きな学びのある時間だったと思います。また、「出会いの場ポレポレポレポレ」「惣菜処ぽれぽれ」「夢工房」がそろって食事をすることは本当に珍しく、利用者さんとスタッフが交流できるよい機会にもなりました。

楽しくおいしい時間を本当にありがとうございました!!     (夢工房 中村友香)

 

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「惣菜処ぽれぽれ」は利用者さんの働く場ですので、なかなかみんなで揃って昼食をとることがありません。当日は、利用者さんも「みんなで食べる焼き肉はとても楽しく美味しかった」と喜んでおられました。またお店のスタッフの方の接客がとても素晴らしく、同じ飲食業の私達にとって大変勉強にもなりました。

「焼肉の大昌園」様にとても楽しく美味しい時間をいただいて感謝しています。

(惣菜処 ぽれぽれ 山下 剛)

 

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当日は、大変おいしい焼肉をいただき、また、「焼肉の大昌園」のスタッフの皆様に丁寧に対応していただきましたので、利用者さんもとても楽しんでおられました。このように大勢での外食は、初めてにちかいこともありましたので、とてもよい経験になりました。

このような美味しい焼き肉と心ワクワクできる機会をいただきました大昌園様に心より感謝申し上げます。  (出会いの場ポレポレ 児玉 元気)

 

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〇「焼肉の大昌園」様の「ヤキニクボランティア活動・活動内容」のご紹介

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8月31日、大善寺小学校4年生の子どもたちと「学校交流」で佐賀県鹿島市へ行き、干潟体験をしました。丸一日の交流で、利用者さんと子ども達がふれ合う機会となりました。

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8月31日(水)、久留米市立大善寺小学校4年生の子どもたちと「学校交流」で佐賀県鹿島市にある「道の駅鹿島」へ行き、干潟体験をしました。

「出会いの場ポレポレ」の利用者さんは、子どもたちと一緒にバスに乗って出発。最初、皆さんは緊張気味でしたが、自己紹介やレクリエーションをして楽しみ、道の駅に着くまでには、自分たちで進んで話をするほど打ち解けていました。

七浦海浜スポーツ公園でもある「道の駅鹿島」は、4月中旬から10月まで、随時、干潟体験ができます。全国から注目される「鹿島ガタリンピック」の会場としても有名です。

干潟体験では、足だけしか入れられなかった利用者さんも、子どもたちの呼びかけで少しずつ奥の方に入っていったり、足がはまって動けない時はお互いに手を取り引っ張り合ったりして楽しみました。

子ども達は利用者さんの名前を知らなかったので「ポレポレの人」と呼んでいましたが、交流をしていく中で「○○さん!○○さん!」と個人の名前を呼び、ふれ合う姿がありました。

例年の「学校交流」は2時間ほどの交流。今年は1日を通して行ったことで、いつもより深く、利用者さんと子どもたちとの距離がさらに近くなるような交流を行うことができました。

大善寺小学校4年生の皆さん、有難うございました。  (出会いの場ポレポレ 小川真太朗)

 

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8月1日、日韓交流を行いました。韓国の子ども達に踊りや歌を披露していただき、交流を深める良い機会となりました。

p1120856 歓迎のあいさつをしました。

 

8月1日(月)、「出会いの場ポレポレ」にて日韓交流を行いました。

毎年夏休みのこの時期に、日韓音楽交流協会が主催して韓国のOLIVE TREE少年少女合唱団の子ども達が久留米を訪問し、ホームステイされています。その際、「出会いの場ポレポレ」を訪問されました。

 

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今回は韓国から20名の子どもたちが来日し、歌や踊りを披露してくださいました。韓国民謡だけではなく、「翼をください」や「ビリーブ」といった日本の歌も歌っていただき、そのきれいな歌声に利用者さんもスタッフも引き込まれました。

踊りは、民族衣装のチマチョゴリで登場!!大きな扇を使って波打つ様子や花などが表現されていました。韓国の代表的な舞のひとつだそうです。

ゲストとして、歌手の末次琴音さんと福岡発R&BデュオのCOOL M.Bさんが登場。その力強い歌声と美しいハーモニーに韓国の皆さんも喜んでいただきました。

コンサートの最後は、韓国の子ども達と利用者さんが手をつないで踊り、一緒に楽しみました。

今回、日韓交流に初めて参加させていただきましたが、改めて、交流の場は貴重で大事な時間だと実感しました。今後もこのような交流の場を作っていきたいと思います。

(出会いの場ポレポレ 白井 鈴子)

 

img_1371p1120863 COOL M.Bさん

 

 当法人もホストファミリーを務めました。

4日間を振り返っての感想です。

 

初めて我が家に韓国の子ども達(5年生2人・6年生1人 計男子3人)がホームステイしました。男の子3人を育てた頃を思い出し、みんな、よく食べるなあと感心しました。(でも、皆さん、お野菜は苦手なようで…)日本人の子ども達と同じだなと感じました。

言葉は全く通じませんので、スマホの通訳変換ソフトが大変役に立ちました。4日間を一緒に過ごすと別れづらくなるほどの情がわきました。

皆さんも、外国の方のホームステイ受入れをお勧めします。 (常務理事 馬場篤子)

 

今年は2名の受け入れをしました。言葉は違っても、同じ時間を過ごせば通じることもあり楽しい時間でした。5歳の息子も一緒にトランプをしたり、韓国のトランプ遊びを教えてもらったり、子ども同士のつながりもあって、有意義な時間となりました。  (本部長 北岡さとみ)

 

9月7日、落語家・林家とんでん平さん(札幌市在住)の手話落語会を開催しました。急きょ実現!「夢工房」と「出会いの場ポレポレ」の皆さんは手話落語を目で見て大いに楽しみました。

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9月7日(月)、台風12号の影響で久留米市内の小・中学校は休校となり、予定されていたイベント開催も中止でした。当日、当法人は暴風警報が発令されていないことから判断し、全事業所は通常通り。そこに久留米市社会福祉協議会の方からお電話をいただき、「急遽ですが、林家とんでん平さんという手話を使って落語をされる方が久留米に来ておられます。本日、手話落語会をされませんか。あの初代、林家三平さんの最後のお弟子さんです」というありがたいお話でした。ラッキー!!

早速、「夢工房」と「出会いの場ポレポレ」の2ヵ所で披露していただきました。「出会いの場ポレポレ」では、当法人グループホーム「三原さん家」の三原圭子さんより安武町の地域の皆さんにお声をかけていただき、大勢で手話落語を楽しみました。 

 

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 林家とんでん平 落語家・手話落語家

1952年4月13日生まれ 北海道小樽市出身  札幌市在住

公式サイトは こちらへ →

 

7月、私たちの「隣人」である東北を訪ねました。2011年3月、東北大震災の支援で駆けつけて、今。宮城県石巻市はようやく復興住宅の建設へ。福島県南相馬市の「相馬野馬追」には人々の底力、大きな復興の力を感じました。

7月23日(土)、24日(日)、東北の宮城県石巻市、福島県南相馬市に行きました。福島県双葉郡浪江町の橋本由利子さん(NPO法人コーヒータイム理事長)から「南相馬市」に新居を建てたので、「わが家に泊って、相馬野馬追(そうまのまおい)を見においで」というお誘いがあったので、気楽にお伺いしたという感じです。浪江町は福島原発から20キロ圏内にある町です。東北は距離的には九州から遠いところですが、私の気持ち的には久留米の隣町という感じです。

遡れば2011年3月11日の東北大震災。支援の仲間から東北の沿岸部は軒並み壊滅状態で助ける人がいないと聞き、九州から隣人として東北に駆けつけるべきと考え、2011年3月26日から5月まで石巻市や南相馬市に入りました。この間に出会った方々は今も連絡を取り合うようなおつきあいをしています。

2011年は月に1、2回は、当法人の職員を連れて東北に通いつづけました。そして、その年から5年間、今度は、被災地の皆さんが秋に開催する当法人の「ポレポレ祭り」に駆けつけてくださいました。まさに、支え支えられて信頼関係が深まり、今や親戚に近い関係になっているように思えて、有難いことです。

 

23日(土)13時過ぎに仙台空港に着くと、鈴木さん(石巻市職員)が空港まで迎えにきてくださいました。鈴木さんは震災当時、河北総合センター「ビッグバン」の職員。そこは大勢の被災者の避難所となっていましたので、泊りがけで支援に行った際に出会った方です。

まず、石巻市の遠藤さんの新居をたずねました。その後、追波川仮設住宅も訪問。2019年までに完成予定の復興住宅に入居する方々が住んでおられ、被災地ではやっと6年目にして、広大な土地に復興住宅が建設されようとしています。

 

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遠藤さん宅         追波川復興住宅予定地     追波川仮設住宅の皆さんと

 

その後、南相馬市の橋本さんの新居(浪江町に家があるが放射能濃度が高いため家に戻れない)にお邪魔しました。

 

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翌日24日(日)、国指定重要無形民俗文化財の「相馬野馬追(そうまのまおい)」が行われている福島県南相馬市へ行きました。23日から25日までの3日間、相馬市の相馬中村神社で行われる出陣式を皮切りに、南相馬市原町区の雲雀ヶ原祭場地を中心に繰り広げられ、延べ約19万3千人の観客が見つめた戦国絵巻さながらの光景です。

厳しい東北大震災を乗り越えて、まだほとんどが今年も避難先の仮設住宅などからの騎馬武者として出陣という中、24日は約440騎の騎馬武者、約4万3000人の見物人です。

相馬総大将による「先祖から引き継いできた野馬追をやりぬくことが復興に寄与することと信じ、復興を期待する」との訓示もありました。兜や衣裳を始め、馬は3月頃から中央競馬場から借りるとのことで、費用的にも高額ですし、祭りを推進するには乗馬などの日頃の訓練もかなり必要です。これが1000年以上も続き、いわゆる現代っ子にも受け継がれているとお聞きして、相馬市や南相馬市の底力のようなものを感じました。

毎年、どうしてこのように手間暇は勿論のこと、費用がかかることができるのでしょうか。南相馬市は、震災前の70,000人という人口が、震災後、放射能被害により、2011年6月には34,600人になりました。翌月も「相馬野馬追」を実施。そして、2016年6月の人口は62,500人に戻っています。それは、地元の皆さんの誇りである「相馬野馬追」の力だと思いました。復興の大きな力になっているのです。

初めて「相馬野馬追」を目の当たりにして、私は大きな驚きと感動を覚えました。自分が想像していたような「武者行列」ではなく、この地の人たちの魂を感じられる行事であり、震災からの復興を成し遂げていくためになくてはならない重要な祭事なのだということが、よく理解できました。   (常務理事 馬場 篤子)

 

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9月1日、第6号「拓く通信」を発行しました。久留米市障害者基幹相談支援センターの開設、利用者さんの工賃アップへのチャレンジ、障害がある人の暮らし方を考える、平成27年度決算報告・事業実績などを掲載しています。ぜひご一読ください!

拓く通信_第6号 詳細はこちらへ →

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「拓く通信」は、年に4回(予定 4月・7月・11月・2月)、「地域に居場所を拓く」「誰でもがどんな状態になってもこの町で暮らす」という思いを込めて発行しております。

今回、第6号・秋号として、9月1日号を発行いたしました。

 

〇配布場所

出会いの場ポレポレ(安武町)・パン工房ポレポレ(安武町)・FOODS CAFE YUME(御井町)・惣菜処ぽれぽれ(上津町)・各グループホームなど

 

 

 

7月21日・22日、第28回全国グループホーム等研修会九州地区大会in福岡に参加しました。全国の多様な実践を学び、交流を深めることができました。

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7月21日(木)・22日(金)、「第28回全国グループホーム等研修会九州地区大会in福岡」がホテルニューオータニ博多にて開催されました。主催は、公益財団法人日本知的障害者福祉協会他。「地域全体で支える体制の構築~これからの地域支援体制とは~」を大会テーマとしての2日間に、当法人より4名が参加。全国の多様な実践を学び、交流を深めることができました。

ここで、参加者のレポートをご紹介します。

 

 

平成27年10月現在でのグループホーム利用者が10万人を超えました。高齢者や精神疾患の方々が増大する中、グループホームで暮らす人が多くなっているのです。もうすぐ入所施設の利用者数とグループホーム利用者数は同じになるでしょう。

第28回大会テーマは「地域全体で支える体制の構築」。ここには障害者という言葉もグループホームという言葉もありません。障害のある人もない人も共に生きる社会をつくることを目指すには、支援をしている私たちの意識改革が大切なのです。今回の全国大会も900名を超える参加者数となり、希望者の入場制限がありました。参加者は圧倒的に入所施設、かつグループホームを持っている方が多かったようです。

グループホームの利用者支援の内容が多様化する中で、「入所施設とグループホームはどう違うのか?」「グループホームは中間施設なのか?」。国は一方では、地域生活支援拠点等の整備について考え始めています。障害者分野もこれまでの入所施設やグループホームの位置付けを「終の棲家(すみか)」と「支援が必要な時に利用する場」にするという方向性をもっているようです。

交流会では同じテーブルに社会福祉法人北摂杉の子会(大阪府高槻市)の方がおられましたので、「強度行動障害の方のグループホームでの支援」について情報交換し、翌日、当法人のグループホームの見学をしていただきました。

個人的には、初日に行われた筑波大学大学院小澤温教授の基調講演「これからの地域支援体制に求められること~障害者総合支援法の見直しをふまえて~」が勉強になりました。 

(常務理事 馬場 篤子)

 

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2日間の全国グループホーム等研修会に参加。約900人が全国から参加しており、グループホームに対する注目の高さを改めて感じました。

1日目の行政説明は、どの参加者も注目する「障害者総合支援法の3年後の見直し」を中心とした話。見直し案についてはまだ概念的で具体性がないものの、「巡回型や随時のサポートで1人暮らしをする自立生活援助」「障害福祉サービス事業所が介護保険事業所になりやすくし、利用者負担軽減も図る等、介護保険サービスを円滑に利用可能に」など様々な見直しがなされるとの説明がありました。

筑波大学小澤氏の基調講演では、「障害者の施策と介護保険は常にリンクしており、今回の3年後の見直しは序章であり、両制度の大改革は平成30年後以降である」と指摘。「制度は常に変わる、何のための事業運営なのか、ソフトのところを固めておくこと」が、事業を永続していくことの第一歩であると提起されました。

2日目は分科会「専門性を必要とする居住支援のあり方」に参加。東京、北海道、沖縄の事業所より、重度の行動障害のある人の居住支援の実践紹介がありました。重度の自閉症の特徴に配慮し、保温性・防音性を高める2重窓、シャッター付きのキッチンなどハード面整備の取組み、見通しをつけるためのスケジュールボードなど視覚的な情報提示を行うソフト面の取組みが事例として紹介されました。どの事業所も試行錯誤しながら、ご本人の特徴や強みを生かし何とか地域で生きていけるように、ということで取り組まれていました。

最後に「私たちの専門性」ということについて、「分からないことは学び、根拠のある支援を展開することではないか」というお話がありました。重度の障害がある方を支えるには、環境を整え、スキルを身につけていくことはもちろんのこと、社会と混ざる視点も持ちあわせ、支援にあたっていく必要があると感じました。  (本部長 浦川 直人)

 

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1日目の全体会には全国から約900名の参加がありました。行政説明は、厚生労働省社会援護局障害福祉部の吉野智氏。基調講演は、筑波大学大学院人間総合学研究科教授の小澤温氏でした。その後、交流会に参加させていただき、全国のグループホーム関係者や知的障害・福祉に携わり、現場で頑張っている人達のお話を聞く事ができました。

2日目は分科会でした。私は第1分科会「利用者の高齢化対策と今後の対応・方向性について」に参加。280名の参加者で、とても関心の高い分科会でした。3事業所による事例報告では、「障害を持つ人達の高齢化の問題は早くやってくる。人生の最後をどうするかは誰にとっても難しい問題。自分の思いが伝えにくい障害を持つ人達への丁寧なアセスメントが大切になってくる。高齢と言っても様々で個別のマニュアルが必要になってくる。地域の中で周りの住民と関係を良好にしていくことが大事。年を取っても役割や楽しみを見つけ、楽しく生きていくための支援が大切」などが話されました。

今回の研修に参加し、障害を持っている人達は特別ではなく、誰もみな同じで、制度の枠や合理化・効率化・採算性などの視点だけで関わるのではなく、人として「誠実に」向きあっていきたいと思いました。   (森田 さかえ)

 

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今回、「全国グループホーム等研修会」に参加し、沖縄から北海道まで各県の多くの方々がグループホームや障害を持った方々に関わっていると改めて分かりました。

初日の講演は、厚生労働省の方から平成30年の制度改正がどのように議論されているか、実際に改正されるに違いない制度内容のお話がありました。グループホームの中で言えば、障害者の1人暮らしへの移行を全国的に支援していく流れを説明され、今後も議論されていくと思います。

懇親会では、大阪の相談支援の方、沖縄のグループホームの方とお話をしました。沖縄の方の運営するグループホームでは夜勤がなく、巡回型でグループホームの運営をされているとのこと。相談支援については、家庭の事情等の課題がたくさんあっても、それぞれ試行錯誤しながら支援されていることを知る良い機会になりました。

2日目は、第4分科会「グループホームの仕事は楽しいよね!」に参加。グループホームで楽しく仕事をするとはどういう事か、そのやりがいなどについて語り合いました。そして、愛知のグループホームによる結婚の支援、支援者を集める取り組みではハローワークに「生活支援員」と募集するより、「ハウスキーパー」と文言を変えて募集したり、近所の人を集めて勉強会という形で仕事を体験することから始めたりするなどの様々な事例報告。そのどれも興味深いお話でした。支援者を増やすことは当法人だけの課題ではなく、どこも共通している事を知りましたし、グループホームでは衣、食の課題もありますので、様々な事例をお聞きするうちに、私たちは改めて暮らしを支援している仕事をしていると実感しました。

今回参加したことで、利用者さんは家の方がどうしても暮らしやすいかもしれませんが、共同生活でもさらに暮らしやすくするために私たちが考えなければならない点はたくさんあること、年齢を重ねての課題を改めて考える機会となりました。  (白數 直基)

 

7月13・14日、ポレポレ倶楽部の企画で、限界集落「愛媛県南宇和郡愛南町」へ視察研修に行きました。地域資源を活かし、地域住民と「共に暮らせるまちづくり」「共に働けるまちづくり」を実践する姿に多くを学びました。

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フェリーの中で地図を確認する参加者    長野先生による講話

  

7月13日・14日の2日間、ポレポレ倶楽部の企画として愛媛県南宇和郡愛南町へ視察研修に行きました。参加者は安武・御井校区の地域の方々、保護者、スタッフの総勢24名です。研修の目的は、地域の人口が減少していく中で何とか町を活性化しようと色々な取り組みをされている「NPO法人ハートinハートなんぐん市場」さん等の見学でした。

現地では、法人の理事でもあり精神科の医師でもある長野先生より説明をお聞きしました。愛南町では人口のピークは昭和25年。その後、減少していく中で、近年では毎年500人ずつ減り続けている、24~30歳の女性が減っていけば都市は消滅していく、等の衝撃的なお話でした。又、精神科の医師である長野先生たちは、患者さんを閉鎖病棟に入れるよりも、順次、この地の一員として地域で暮らすことに移行させていき、働く場も作られていました。

これからの超少子高齢化社会に対処していくには、「支える側」と「支えられる側」というこれまでの構造ではなく、お互いに支え合うことが大事です。私達が最後まで元気で活躍することができるように、今、できることをしっかりやっていかなければと感じました。(理事長 野田 文子)

 

 

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船からみた愛南町             愛南町の紹介

 

愛媛県にある愛南町には、久留米からバスで高速道路を使い、さらにバスやフェリーに乗って7~8時間ほどかけて行きました。愛南町は、南は太平洋を望み西は豊後水道に面し、海と里山の豊かな自然に囲まれた町です。

2日間で、NPO法人ハートinハートなんぐん市場さんや沢山の産業で溢れる町の様子を見学させていただきました。例えば、宿泊させていただいた「山出憩いの里温泉」の横にある山道を上った所にアマゴ(川魚)の養殖場があり、沢山のアマゴ稚魚と立派な成魚が元気よく泳ぐ姿を見学させていただきました。到着してすぐ精神科医である長野先生からお話をしていただき、チャレンジすることの大切さを今までの経験と共に話していただきました。アボカドの栽培の為に海外まで行かれ、何度も何度も挑戦し続ける先生は輝いていました。

2日目は、牡蠣を養殖されている方の養殖場やアボカド栽培、観葉植物のレンタルサービス事業を視察。働いている方々や地域の皆さんで力を合わせ、障害のある、なし、に関係なく、皆さん活き活きと働いておられました。 

「私にできる事って何だろう」。そう思いながら、久留米まで帰って来ました。今、私は地域の行事に参加させていただき、ポレポレの利用者さんや保護者の皆さん、スタッフ、地域の沢山の方と関わらせていただいています。地域行事に参加し始めた最初の頃は、どのような形で参加していいのだろうと考えることもありましたが、少しずつ人との関わりを通して楽しさを感じていくことができています。失敗することを恐れ、チャレンジできていなかった自分がいましたが、長野先生のお話を受けて何事にも挑戦していくことが大切だと感じました。みんなで顔を合わせ気軽に声を掛けあえる街にしたい、孤独を感じながら過ごす人生よりも笑顔で溢れる人生にしたい。人と人が想い合い、お互いの存在を感じ合うことができる関係づくりを、地域の集まりや行事などを通してさらに築いていきたいと思います。     (出会いの場ポレポレ 碇 翔南子)

 

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 アマゴ養殖場の見学                山出憩いの里温泉の前で

 

8月1日号の「シャイニング」を発行しました。防災対策「いざというときに備えて」や日中活動「夏だ!バーベキューをしました!」、そして神奈川県相模原市にある障害者施設での事件についてメッセージを掲載しています。ぜひご覧ください。

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 シャイニングNo303 詳しくは → こちらへ

 

当法人は、2001年より「Shining(シャイニング)」を発行しています。

それ以来発行を続け、今回の8月1日号で通巻303号になりました。

現在は、主に出会いの場ポレポレ、惣菜処ぽれぽれ、夢工房、グループホームを利用されている皆さんに、当法人の活動などをお伝えするために発行しています。

発行は月1回を予定しています。

各事業所には掲示をさせていただいています。

お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

7月9日・10日の2日間、喀痰吸引等研修(第3号)を実施しました。受講者6名の皆さんは試験に合格。実地演習、実地研修へと新たな一歩を踏み出しました。

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7月9日(土)・10日(日)の2日間、「喀痰吸引等研修(第3号)」の基本研修を出会いの場ポレポレにて実施しました。当法人は、平成27年3月と7月、今年の2月に実施し、今回で4回目となります。

受講者6名の皆さんは、2日間で座学8時間と演習(シミュレーターによる演習)の1時間半、さらに筆記試験に合格して、実地演習、実地研修へと新たな一歩を踏み出しました。

「喀痰吸引等研修(第3号)」は、施設・居宅等において、介護職員等が特定の対象者へのみ、特定の医療行為を行える資格取得のための研修です。介護職員等が医療行為を行うための研修は、これとは別に、対象者を不特定にした、研修第1号、第2号があります。いずれも医療的ケアが必要な方たちの増加に伴い、「社会福祉士及び介護福祉士法」(昭和62年法律第30号)の一部改正により平成24年から始まりました。

研修第3号の特徴は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)など重度障害者の方たちが「自分たちの生活を支える、個別の対応ができるマイヘルパーが必要」という切実な訴えのもと、成立した研修であることです。そのため、「重度障害児・者の地域生活等に関する講義」を始め、痰吸引や胃ろうなどの技術的なことはもちろん、障害特性や障害を持つ子どもへの注意点や対応などをしっかり勉強します。

 

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研修初日は9時30分からスタートし、昼食をはさんで、夕方5時まで座学がみっちり。受講生の皆さんは普段聞いたことのない医療器具の名称や馴染みのない人体の名称に戸惑いながらも、熱心に講師の杉本洋子さんの話に耳を傾けていました。

杉本さんは、普段は小規模多機能型居宅介護事業所「みなみの家」にて、看護師として従事され、重度障害の子どもたちのケアに尽力されています。講義はそういった体験談を踏まえてお話されるので、非常にわかりやすいと好評です。

とはいえ、二日目には試験があり、20問中9割正解しないと合格できません。再試があるものの、「大丈夫、これまで3回行った研修では、誰1人再試を受けた方はいませんよ」との事務局の言葉に、受講生の皆さんは少々安心されて、研修初日を終えられました。

 

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二日目の朝は、「やっぱり寝てしまった。試験が心配」と受講者のお一人。9時の開始前には席に座り、付箋を貼ったり、マーカーでびっしりチェックされたテキストを広げたりされている皆さんの姿が見られました。

2時間の座学の後、シミュレーター演習では、講師の手技を見逃すまいと顔を近づけ、「こよりを持つように」と具体的な講師の言葉に従い、恐る恐るカテーテルを人形の気管カニューレの中へ挿入。また、「鼻腔を傷つけないように」との言葉に、カテーテルを上向きに鼻へ挿入。皆さん、それぞれ自分が医療的ケアを行う当事者の方を想定して、人形を使った演習を終えました。

そして、いよいよ筆記試験の開始。張り詰めた空気の中、あっという間に30分が経ちました。「俺、3問、間違えたかも」と試験後にもらした方がいて、こちらもドキドキしましたが、無事、全員合格されました。

「300のヒヤリ・ハット(ハインリッヒの法則)を見過ごしたままにすると、重大な事故につながります。皆さんは危険察知能力を高め、利用者の方に寄り添って医療的ケアを行ってください」と、杉本講師のはなむけの言葉に身が引き締まる思いになります。

長い2日間が終わり、皆さん笑顔で会場を後にされました。志が高い介護士の誕生に事務局はいつも胸が熱くなります。どうか、現場でしっかり技術を身につけて、「マイヘルパー」として活躍してください。   (担当:田町 菜穂子)

 

※ハインリッヒの法則

1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという法則です。